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Vol.27 珍種ゴキブリの正体
ここ最近、うちの事務所でちょっとした話題になっていたものがあります。それは・・・ゴキブリ。ある日、事務所付近で見つけた体長3cmくらいの奇妙な ゴキブリ(左の写真参照。気持ち悪い…)が、一体何者だ!?ということで、一躍脚光を浴びたのです。インターネットで調べてみると、アメリカ産のゴキブリ に似たような形をしたものがいると分かり、誰かが飼っていたゴキブリが逃げ出したのでは?という説が有力となっていました。しかし後日、改めて調べてみる と、このゴキブリの身元が判明。名前はというと、「サツマゴキブリ」。「サツマ」と名前についているあたり、いきなり期待を裏切られそうな展開ですが、や はり名前のとおり、南九州をはじめ、小笠原諸島・南西諸島などに分布しているそうです。体が平べったく、羽がないのが特徴で、野外性なので家の中に侵入す ることはほとんどないようです。そしてさらに驚くべき事実が発覚!サツマゴキブリの雌は「シャチュウ」とも呼ばれ、何と漢方薬(血液の循環不良に効く)の 原料に使われているんだそうです。実は人間社会に貢献している素晴らしいゴキブリだったのですね。
しかしそれにしても、このゴキブリ一匹のためにいろんな想像を働かせていただけに、薩摩っ子だったとはガッカリ・・・