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Vol.37 神様の見分け方

投稿者: | 2003年12月03日(水) 21:54:43

この雑学道でもこれまでに何度か神社について触れてきましたが、皆さんは神社を見て、その神社がどのような神を祀っているのかを見分ける方法があることを ご存知でしたか?左の写真のように、神社の屋根の両端には斜めに交差して突き出しているものがありますよね。千木(ちぎ)と呼ぶのですが、これを見れば、 そこで祀っているのが男神であるか女神であるか、判別できるんです。この千木の先端が垂直に切られているものは男神、水平に切られているものは女神が祀ら れているそうですよ。写真の千木は先端が垂直になっているので、男神を祀った神社だと分かります。ただし、例外的にこれが異なる場合もあるようなので、人 に教えて自慢する時には充分気をつけてくださいね(^^;)
ちなみに千木の起源は、昔の住居が千木の交差部分に棟木をかけ渡す構造をとっていたことからきているのだそうです。ですから現在の神社の屋根にある千木は、装飾的な意味合いの強いものになっているようです。
皆さんも、もし今度神社に行くことがあれば、まず屋根の上の千木を見上げてみてくださいね。

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