トップページ » Staff Blog » Vol.38 雨上がりに見える竜とは?
Staff Blog
Vol.38 雨上がりに見える竜とは?
ある日の午後、雨上がりの空を見上げると、見事な虹が架かっていました。いくつになっても、虹を見つけるとちょっとした感動を覚えるものですね。この時も、見つけるや否や慌ててカメラ付き携帯で、パチリ。こういう時にカメラ付携帯の素晴らしさを実感します。
さて、この虹ですが、どうして漢字で書くと「虹」というように虫偏が使われているのでしょう?実は、この虫偏は竜のことを表すのだそうです。竜は、普段は 池の底に潜み、時が来ると雷雲を呼んで天に昇ります。昔の人は雨の後に現れる虹を、その竜にたとえたわけですね。中国の古い書物には、虹が地上に降りてき て井戸の水を飲んだので井戸が涸れた、という記述もあるそうです。
ちなみに、飛行機で上空から見る虹は円形に見えるのだといいます。飛行機に乗る機会自体が少ない私にとってはなかなか目にすることはないかもしれませんが、きっと幻想的な光景なんでしょうね。