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Vol.1161 古式の伝統田植え「御田祭」
ヒヒーン!どうも、磁の馬面katoです。
先日、美郷町で行われた「御田祭」に行ってきましたよ。
そもそも、「御田祭」とはなんぞや?
約980年の歴史を持つ、古式の伝統田植え祭。
豊作と無病息災願って行われ、牛馬が神社の田んぼに泥しぶきを上げて入る珍しい祭です。
会場はこんな感じ。
雨にも関わらず、見物客が今か今かと馬入れを待っています。
さて、祭りのメインイベント「馬入れ」の始まりです。
若者が馬に乗り、田んぼの中を泥しぶきをあげて走り回る様子は大迫力!!
馬の疾走する際の泥しぶきは畦道で見学する参詣者にふりかかり、足先から頭まで泥しぶきの洗礼を受けます。
この馬が駆け回る時に上がる泥水を浴びると無病息災のご利益があるといわれます。
その後、地元の子ども達の神輿入れがありました。
神輿は手作りです。
そして、青年御輿が勇壮に神田入りし神輿入れ。
神輿入れのあとは、青年達が田んぼを走り回り、とにかく誰かを捕まえては田の中に落としていきます。
泥まみれになって田んぼを整地します。
祭りの最後は早乙女さん達による田植えです。
平安時代から980年の伝統を持つ御田祭は、宮崎県の無形民俗文化財に指定されているんですよ。
馬が駆け回る豪快さと地区の皆さんの温かさがいっぱい詰まった祭りでした。
祭り後は、予想以上に服が泥まみれになり、落とすのに一苦労・・・。
来年行くとき、必ず着替えを持っていくことを決意した、馬面katoでした。