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Vol.59 お教えします!正しい鏡開き
みなさんのご家庭では、まだ鏡餅をお供えしていますか?供えた餅を下げる「鏡開き」の日は、地方によって違いはあるようですが、1月11日が一般的と なっています。鏡開きは一年間無事であったことを神様に感謝しながら、供えた鏡餅をお下がりとしていただく儀式です。元々、鏡開きは20日に行われていま したが、その日に徳川三代将軍家光が亡くなったため、それ以降は11日に行われるようになったのだそうですよ。「開く」と表現するのは、「開運」の意味が 込められているためであり、「切る」などの縁起の悪い言葉は使いません。よって、鏡開きの際は刃物で切るのではなく、槌などで叩き割るのが正しいようで す。
最近は外側がプラスチックなどの作り物で、中に切り餅が入っていて食べやすく、硬い餅を割る必要もない鏡餅が出回っていますよね。確かに鏡 餅を割るのは力のいる仕事で面倒なものであり、こういう鏡餅は手軽で便利なのですが、「神のご加護」はあまり受けられそうにはありませんね(^^;