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Vol.1134 竹田市の秋は「竹楽」がアツい!
晩秋の休日を充実させるべく計画した、大分への日帰り紅葉見学ツアー。…というか、急きょ前日に思い立ったため、宿が取れずに日帰りという形になったわけですが(笑) しかも川南町で息子にアンパンマンショー見せてから向かったので、目的地の大分県竹田市に着いたのは夕方だったわけですが(苦笑)
で、竹田市に着いてまず向かったのは岡城跡。岡城は断崖絶壁に建てられたお城で、少年時代を竹田で過ごした作曲家・滝廉太郎が「荒城の月」のモチーフにしたことでも有名です。
県外に行くと必ず城跡を訪れている私は、以前にもこの岡城には来たことがあったのですが、紅葉の時季の岡城は、その時とはまた全く違った一面真っ赤っかの景色で出迎えてくれました。
この紅葉と石垣が作り出す風景は、カメラの腕にさほど自信のない私でも、名カメラマンになった気分にさせてくれる良い写真が撮れちゃいます。
写真をパシャパシャ撮りながらのんびり回っていると、辺りはいつの間にか早く下山しないとヤバそうな暗さに。さすがは難攻不落の岡城、遭難してしまうんじゃないかという不安を抱かされながら慌てて駐車場まで戻ることになりました。
そうして暗くなると、本日のもう一つの目的「竹楽」が待っています。竹楽とは、竹田市で毎年11月第3週の金土日で行われるイベントで、期間中は竹筒の中にロウソクを入れて火を灯した竹灯籠が、竹田の城下町一円に並べられます。数年前は竹灯籠が3,000本程度だったそうなのですが、今ではなんと2万本!町中が彩られ、そしてそこには沢山の観光客でごった返します。
そしてその中でも圧巻の人気スポットなのが、十六羅漢!広すぎてどこへ行けばよいのか迷っていた時に、大勢の人が細い路地を進んでいくのが見えたため、付いていった先がその十六羅漢前だったのですが、見た瞬間思わず
うおぉぉぉぉぉ!!!
と叫んでしまう、3,000本の竹灯籠と紅葉が織り成す幻想的な空間でした!当然のごとく、このスポットの前は写真を撮ろうとする大勢の人で賑わい、なかなか最前列までは行けず…。人と人の間からようやく撮影したのが、上の写真です。
この他にも人気スポットはいくつかあり、やはり写真を撮る人たちでいっぱいなのでした。また、各所で琴やオカリナなどの街角コンサートが行われたり、屋台村も出店していたりと大盛り上がりのイベントでしたよ!
最後は大分名物の鶏のから揚げをほお張りつつ、のんびり竹灯籠を眺めながら帰り、秋の竹田市を存分に満喫することが出来ました。大した計画も立てずに出掛けた日帰り旅行でしたが、自分的には“大当たり”でしたね!