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Vol.76 節分の風習あれこれ
元来、節分とは「季節を分ける」時期のことをいいます。今では節分といえば冬の節が終わって春の節へと変わる2月3日のみを指すようになりましたが、季節の始まりを示す立春、立夏、立秋、立冬の前日はいずれも節分なのだそうですよ。
節分と聞いてまず真っ先に思い浮かべるのは、やはり豆まきでしょう。しかし節分にはその他にもさまざまな風習があるようです。例えば西日本では、イワシの 頭をヒイラギの枝に刺し、家の入り口に立てる風習があります。イワシの匂いとヒイラギの葉のトゲで鬼を追い払う、というものなんだそうです。また、節分の 夜には太巻き寿司を食べる習慣も広まっていますよね。その年の恵方を向いて太い巻き寿司を一本、無言で食べると1年間健康に暮らせるのだといいます。太巻 きを鬼の金棒に見立てて食べることで、「鬼を退治する」という意味が込められているのだそうですよ。
これらは主に関西方面でよく見られる風習のようですが、宮崎では、節分の夜は鬼が来て眠っているところを襲うので、寝床の場所を変えて寝なければならないという言い伝えもあるようです。なかなか面白い風習ですが、ワンルームに住む人間は一体どこに寝ればいいんでしょう…