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Vol.1052 陶器の世界!「池下直人 陶展」
こんにちは!私にとってはあっという間に3月に突入といった感じで、2月は「逃げる月」と言われるだけあって本当に早かったなぁと実感しているところです。
さて、先月末の話にはなりますが…宮崎市内のホテルメリージュ3階で開催されている、池下直人さんの個展「陶展」へ行ってきました!
以前からわが社の玄関先の一輪挿しなど、池下さんの作品に触れる機会が多くあったということと、私自身も陶器が好きなので(これでも大学では陶芸サークルにおりました。笑)最終日の時間ギリギリではありましたが足を運びました。
全体的にしっとり落ち着いた印象の色合いで、手触りも人の手に自然となじんでくるような感触…というのが私の中の第一印象でした。しかし、ずらりと作品が並んでいてもまとまりがありながら、一つ一つ手にとってじっくり鑑賞してみると、実は内側には深い青色が広がっていたり、側面に今までに出会ったことのないような装飾が施されていたりと、それぞれに個性があって面白く、楽しい時間を過ごすことができました。
中でも魅力的に感じたのは、外見はシンプルでありながら置いてあっても見えない底の部分に実は素敵な装飾が隠れていたりと、じっくりと触れて鑑賞しないと出会うことができない部分です。私自身、普段人目につかない隠れたところを大事にしたい、惹かれるという傾向があり(洋服で言うと裏地、バッグで言う内側の生地など)、こういった部分の見え隠れにはかなりグッときました!
展示エリアは廊下のように細長い形になっており、空間全体として捉えたときそこに整然と並んでいる風景もまた素敵だったんですよ♪
ちなみにこちらの作品展は3部に分かれていて、今回足を運んだのが第2部にあたる「Cup&Pot」をテーマとした作品展で、さらに今月28日(木)から4月の1日(月)まで、第3部である「碗~Bowl~」がテーマの展示が開催されます。(同会場にて、各日午前11時~午後7時までとなっています。)
少しずつですが、過ごしやすい暖かな季節になってきました。皆さんもちょっと街まで足を伸ばして、陶器の魅力に触れる、素敵な春のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?