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vol.1032日南市・飫肥の“珍”フード?!
すっかり秋めいて来た今日この頃…空気も乾燥してきてお肌がカサカサでございます(笑)
そんな話はさておき、宮崎市出身の私ですが、今年の春まで県外に暮らしておりました。高校卒業以来の宮崎ライフということで、県内のことでも知らないことがまだまだたくさんあるのです。そんな中で最近出会った、日南市・飫肥の名物料理を紹介します。
「飫肥まで行ってきたんで、お土産買ってきたよ。食べてね!」と知人から“厚焼き卵”を頂いたんです。私は聞いてすぐに「あっ、明日のお弁当に入れよう!」などと考えておりました。一般的な厚焼き卵を想像していたからです。
せっかくなんで、とりあえずすぐに一切れ食べちゃおう!と開封したところ…何だかツヤツヤしていて、普通の厚焼き卵とは違う…?!見た目から普通の厚焼き卵の想像を覆され、いざ口の中へ運んでみました。すると、食感がまるでプリンのようにつるりとしっとりしていてきめが細かく、予想以上に甘いのです!そこに卵の濃厚な風味があって…プリン+卵豆腐といった感じでしょうか。初めて出会った味にびっくりしてしまいました。
この厚焼き卵、昔は飫肥の御殿さまに献上していた品で、ふたつきの鍋を使い、鍋の下とふたの上に炭を置いて、七輪でじっくり時間をかけて焼いてあるんだそうです。食べてみても、時間と手間をかけてあるのを感じる上品でやさしい味でした。
一般的な厚焼き卵の“おかず”のイメージではなく、こちらはまさにデザート!子どもも喜んで食べそうな、ちょっと変わった日南市・飫肥の名物料理のお話でした♪(もちろん、次の日のお弁当に入れたりはしておりません。笑)
みなさんも飫肥にお出かけの際には、一度味わってみてはいかがでしょうか…