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Vol.133 立派な外観にビックリ!高城町郷土資料館
南北朝時代の武将・肝付兼重は、現在の高城町に「日和城」を築城しました。「高城」「月山日和城」などとも呼ばれたこの城は、1615(元和元)年の一国一城令によって廃城となりましたが、今は「高城町郷土資料館」として蘇っています。
高城町郷土資料館は、高城町の町制施行50周年記念に「古代とロマンの里づくり構想」の拠点として建設されたものです。日和城址に建ち、天守閣を模した堂 々とした外観が立派です。中には高城の歴史資料や民俗資料が数多く収集・展示されており、箱式石棺や土器など「牧ノ原古墳群」からの出土品なんかも見るこ とができますよ。また資料館一階正面では、後醍醐天皇の叔父にあたる五辻宮から錦旗を授与される肝付兼重の様子が実物大の人形で復元されています。さらに 同じ階には、高城町の地形模型やビデオコーナーなども設置され、高城の史跡や観光、産業などが勉強できてしまうんです。高城町のことを知りたければ、とり あえずここを訪れておきましょう!