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Vol.988 革新の舞台 関門海峡
このブログでは、いつも宮崎のことを紹介している私ですが、今回はちょっと足を延ばして山口県下関市を訪れた際のことを書かせて頂きます。下関といえば、ふぐ?巌流島?いえいえ、下関の観光で今が旬なのは当然「みもすそ川公園」でしょう!
「みもすそ川公園」と聞いてもピンと来ない方も多いかもしれませんが、この公園がある「壇ノ浦」という地名ならば誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。そう、ここは源平最後の合戦「壇ノ浦の戦い」が繰り広げられた場所なのです!
で、何故ここが今最も旬な観光地かと申しますと、今年の大河ドラマは『平清盛』ではないですか。といっても今日から放送開始なので、ちょっとフライング気味ではあるのですが…これから観光客が増えること間違いナシのスポットですよね。
公園内には源義経と平知盛の像が設置されています。義経はあの有名な「八艘跳び」をしている姿、知盛は錨を担いだ姿となっています。ちなみにこの像は2005年に大河ドラマ「義経」が放送された頃に設置されたものなのだそうで、側には出演者の手形モニュメントも設置されていました。
そしてその像のすぐ横には、4つの砲台が並んでいます。ここは幕末の攘夷戦で外国船を砲撃した砲台跡でもあるそうで、これらはその「長州砲」のレプリカなんです。
源平合戦に攘夷戦。武士の始まりも、武士の終わりも、この下関で起きたことが起因しているんです。今、自分が立っているこの場所が、日本の歴史を大きく転換させた地なのだと考えると、ちょっと身震いする思いでした。