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Vol.141 「目の付け所」が違う魚・ヒラメ
「左ヒラメに右カレイ」という言葉は、みなさん聞いたことがあるかと思います。そう、ヒラメとカレイの見分け方のことなんですね〜!御存知の通り、ヒラ メとカレイでは目の位置が違います。背びれを上にして置いた時、左側に目が来るものがヒラメで、右側に目が来るのがカレイです(ヌマガレイなどは例外で、 左に目が来るのだとか)。カレイと比べて口が若干大きく、鋭い歯があることでも区別できるんだそうですよ。しかし、ヒラメもカレイも孵化した直後の仔魚の 時は普通の魚と同じように目は左右に付いており、成長するに従って片方に寄って来るのだというからまた不思議ですよね。
しかしこんな妙ちくりん な姿をしていながら、ヒラメは美味しい高級魚として人気です。白身魚の代表格ともいえるヒラメの身は、非常に上品で淡白な味わい。そしてヒラメといえばや はり「ヒラメの縁側」!脂の乗った背びれの下や尾びれの付け根の肉は、大変珍重されています。しかし回転寿司などでよく見かける縁側は、実はヒラメではな く「カラスガレイ」という深海魚が使われることが多いのだそうです。縁側を食べたと思って満足してたアナタ、食べたのはカラスガレイだったのかも よ・・・!?ちなみに私は未だに回転寿司ですら縁側食べたことないんですけどね(;;)