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Vol.966 第28回ひょっとこ夏祭りに行ってきました
昨日、日向市で開催された、「第28回 日向ひょっとこ夏祭り」にひょっとこの踊り手として初参加してきました!予報では8~9割の確率で「雨」とのことでしたので、日向に着いてまずはひと安心でした~
会場には踊り手としてはちょっと遅めの6:00頃に着いたのですが、着くと会場の日向駅周辺はすでに人がたくさん!!みんな祭りが楽しみだったんですね~、ほんと雨が降らなくてよかった。
今年は参加連(参加団体のことで、参加される団体名のあとに連をつけて○○連と呼称されます)が90連以上あったようで、しかも、毎年日本各地から踊りにいらっしゃっているとのことでした。(北海道からもお越しになられている参加連もありました。)
小さい頃はひょっとこ踊りを、「変な踊り!」とばっさり切り捨てて見ていましたが、こんなにも地元をはじめ、県内・外、各地から愛される文化なんだなと感じました。
祭りは、町の一定区間を踊りながら練り歩くような形式で行われているのですが、実際踊ってみると、沿道にいる観客の皆さんの笑顔と、「頑張れ~」といった声援、「あははは」といった笑い声に、私だけでなく、踊り手みんなも元気をもらいながら楽しんで踊ることができ、その踊りを見た人がまた明るく笑顔になれる素晴らしい祭りなんだと実感しました。
中でも印象的だったのが、幼児くらいの年齢のこどもたちの踊りを見るまなざし・・・。
じーっと踊りを見つめる子、少し不安な様子(子どもから見るとお面が少し怖いようです)で手を振る子、踊り手と握手しようとする子、一人ひとりの子どもの目から、「こうやって小さい頃から踊りに慣れ親しんできた子どもが、未来の祭りを支えていくのかな」と感じました。
少子化で、担い手が少なくなり、色んな職業や、文化が衰退していく中、ひょっとこ踊りを通して、「伝える」事の大切さ、伝わることの喜びを感じることができました。
また、今回のイベントは、「がんばろう、日本」として、東日本大震災の被災地復興への思いも込められており、ひょっとこ踊りの保存会の方々も被災地へ踊りに行かれるそうです。日本各地から、ひょっとこ踊りの楽しさに惹かれて、踊り手の方々がお越しになられたように、ひょっとこ踊りに被災地復興への思いを踊りに込めて、みんなの思いを届けてほしいと思います。