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Vol.148 知れば煩悩が消える!? 数珠の豆知識
「人間の煩悩は108つ」というのは、みなさんも聞いたことがあるでしょう。では、お葬式や墓参りなどの時に手にする「数珠」の珠の数も108つだとい うことはご存知でしたか?数珠は元々、珠を使って念仏を唱える回数を数えることから発生したものです。そのため、数珠の珠の数は基本的に108個とされています。でも108個もの玉でできた数珠となると、なかなか重くなってしまいます。そこで最近では、その半分の54個、1/3の27個といったように珠の数が少なく、片手で扱えるものが主流となっています。また、材質もプラスチックやガラス、木の実、象牙、翡翠・・・とさまざま。値段も数千円のものから、 モノによっては100万円(!)を超えるものまで、ずいぶん幅があるようです。・・・が、大切なのは故人や仏様に対する心持ちだと思います。数珠の値段がいくらであろうと関係ありませんし、葬式や法事の際に数珠を持っていなくても、失礼になるというものではありませんのでご安心を。