トップページ » Staff Blog » Vol.933 だまされて嬉しいトリックアートの世界
Staff Blog
Vol.933 だまされて嬉しいトリックアートの世界
人間の「だます・だまされる」という行為。決して好ましいものではないですよね?しかし、この世の中には「だまされる」ことに喜びを感じることが出来る文化があるのです!そう、それが「トリックアート」です!!
てなわけで、行って来ました。宮崎県立美術館で開催されている「トリック・アートの世界」展。26人の作家による様々なトリックアートが展示されています。
トリックアートとは、人の目の錯覚を利用した芸術作品のこと。トリックアートと聞くと、「逆さにすると人間の顔に見えます」的なものや「よく見るとここに鳥の絵が隠れています」的なものばかりを想像していましたが、それだけではないんですよね。ゴッホの肖像画だと思いきや、実は肖像画そっくりに仮装した人間の写真だったり…。名画に描かれた人物の目線で描き直された絵画だったり…。どれも「やられた!」と思わされる視点と発想で創られた作品ばかりで、まさに「楽しくだまされる」感覚を味わえます。
しかしコレを読んでも、これらの作品がどのような面白みを持ったものなのか分かりづらいですよね。実際に文章で表現しようとしている自分も、どう書いたら伝わるのか全く分かりません(汗) やはり芸術作品は、四の五の言わずに自分の目で鑑賞するのが一番!特にこのトリックアート展の作品は、上から下から見てみたり、さらには後ろに回り込んだり、遠ざかってみたり近づいてみたり…。いろんな角度から見て楽しむのが醍醐味だと思います。
コレを読んでトリックアートに興味を抱いたあなたは、急いで県立美術館に向かいましょう。12月5日までの開催ですよー!