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今回の雑学道は新富町新田にある寄り道スポット「湯之宮座論梅」をご紹介します。2月上旬には、梅まつりがあり。大勢の家族連れなどが、満開になった白いかれんな花を見に来ます。
昨年のステージでは町内のグループが日本舞踊や民謡、太極拳などを次々と披露しました。他にも甘酒やぜんざい振る舞い、野だてのほか、町内産そば粉100%の「十割そば」の販売もあり、上新田小学校児童による座論梅研究の展示もありました。
イベント終了後は、恒例の梅の種飛ばし大会が開催され。参加者の中には10m近く飛ばし、観客から大きな拍手を浴びていた猛者もいました（笑）。

座論梅の梅は、もとは1株だった梅が枝を這わせ、現在では80株を超える梅林になった珍しい「臥龍（がりゅう）梅」で、樹齢は約600年といわれています。県内では宮崎市（旧高岡町）の月知梅と並んで国指定天然記念物に指定されているとても素晴らしい梅林です。
数年前から黒星病にかかってしまいましたが、枯死した株の撤去や枝の伐採、薬剤投与などで梅林を“治療”しているので、徐々に樹勢を取り戻しています。
近くを通ったらぜひ一度お立ち寄り下さい。