トップページ » Staff Blog » Vol.900 昔懐かしい光景?「かかし」のいる田んぼ
Staff Blog
Vol.900 昔懐かしい光景?「かかし」のいる田んぼ
うーん……、終息宣言が先送りになるかもしれないそうです。
口蹄疫の発生農場などに残されているふん尿の堆肥化処理に遅れがでていることが原因だそうです。
予定では8月27日なので、その日に間に合わせようとたくさんの人々が作業をしています。
出来るだけ早く作業が終了して、終息宣言が出されるといいですよね。
終息宣言が出されれば、そこでおしまい。…という訳ではありませんよね。
その後の復興対策も重要な課題です。
そんな口蹄疫復興対策について、宮崎県が再生・復興の方針案を提示しましたね。
防疫や環境面での全国のモデルとなる新たな畜産の在り方を目指すそうです。
また、生産から加工販売までの6次産業化を進めることで、畜産に過度に依存した産地からの構造転換を目指していくそうですよ。
今回の口蹄疫被害から得た教訓をしっかりと活かして、よりよい宮崎県を作っていきたいですね。
さて、少し長くなってしまいましたが、本題に入りましょう。
つい最近まで宮崎を包んでいた緊張感が無くなってきて、張っていた気持ちを緩められるようになりましたよね。
今までの分が襲ってきて、心が疲れている人も多いのではないでしょうか?
そんな心を和ませてくれる風景があるんです。
日向市美々津町百町原地区の国道10号線沿いの田んぼに、素朴で味わいのある表情をしたかかしがずらりと並んでいます。
最近ではめっきり見かけなくなってしまったかかしが並んでいるだけでも、ほのぼのしてしまいそうですよね。
この道を通るドライバーたちを和ませてくれる光景ですね。
実はこのかかしの展示会は、昔の農村の風景を再現しようと、百町原の水・土・里(みどり)を守る会が企画したもので、呼び掛けに応えた地区住民や団体、寺迫小学校などから、約30体ものかかしが集まったそうですよ。
かかしの格好は様々で、表情も豊かなので一つ一つゆっくり眺めるというのもいいかもしれませんね。
展示は8月22日までなので、今週が最後のチャンスです。
興味のある方は国道10号線沿いに車を走らせてみてはいかがですか?