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Vol.885 郷土の名木「ホルトノキ」
いつも気になっていたんですが、市役所から一ッ葉の方へ県道11号線を走っていると昭和町交差点の所にポツンと一本だけ立っている木があります。
良く見てみると木の下には「郷土の名木 ホルトノキ」と書かれています。
一体何なんだろうと思って調べてみると、綾町に全国第2位の高さのホルトノキがあるんだそうです。国指定の天然記念物にもなっています。しかも、実はホルトノキは並木としても植えられていて、市役所の前から伸びる松橋通りの並木はホルトノキなんです。意外と身近な木だったんですね。
それにしても、ホルトノキって変わった名前ですよね。この名前の由来も結構変わっていて、江戸時代の学者・平賀源内がこの木をオリーブの木と間違えてポルトガルの木(オリーブはポルトガルが原産のため)と呼んだことから、ポルトガルの木→ホルトの木となりホルトノキという名前になったんだそうです。
このホルトノキには変わった特徴があって、常緑樹なのですが、古くなった葉は紅葉して落ちていきます。なので、葉っぱに1,2枚赤い葉が混ざっているかどうかでホルトノキを見分ける事が出来るんですよ。
と、言ったらどれがホルトノキか分かった人も多いんじゃないでしょうか。私も数枚赤い葉が混ざってる木を見た覚えがあります。今度は注意深く並木の木を観察してみたいと思います。
皆さんも探してみてはどうですか?身近な場所でもホルトノキを見つけられるかも知れませんよ!