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Vol.319 桃の節句とひな人形

投稿者: | 2006年03月02日(木) 00:32:11

3月3日は「桃の節句」。ということで今週はその話題にふれてみましょう。
起源は古い中国の民間伝承にまでさかのぼり、日本では季節の変り目(節句)に我が身についた悪気を人形に移して川や海に流すことが節句の古い行事となりました。それが現代では、女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事となり、いうなればお雛さまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神として飾られるようになりました。ということで基本的にその子の守り神としてあるのですから、次女、三女と続々女の子が生まれてきましたなら、一人一飾ということになりますので、各セット用意してあげなければならないわけです。神社のお守りを二人で分けることはしないのと同様に、母親の雛人形を譲り受けたり、姉妹兼用にすることは避けるべきなんだそうで。…これは大変ですね!まあ、そんなご丁寧に三つも四つもひな壇ならべて「これはあなたのよ。そしてこっちは…」なんていうセレブ一家はまれでしょうが…。
とにかく、生まれた子供が健康で優しい女性に無事に育つようにと家族の温かい思いが込められているということが大事なんではないでしょうか。
宮崎では、今年で6回目になる綾の「雛山祭り」が有名ですね!2月25日(土)から3月5日(日)まで開催されています。期間中は、各商店をはじめ各所で様々なイベントが企画され、多くの人で賑わっています。かっぽ酒の振る舞いなどもあり、春の陽気に包まれながらほろ酔い気分なるのもよいでしょう(飲酒運転は禁物です!)。週末も晴れるようなので、お出かけにはオススメですよ。

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