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Vol.858 「コアジサシ」のためにできること
梅雨明けから早2日、昨日今日と2日続けて快晴です。雲ひとつない爽やかな青空!
うーん、気持ちがいいじゃないか。
…とはいきません。、照りつける太陽があまりにも強すぎますよ……。
早くも夏バテ気味の99です。
さて、今回はコアジサシのお話です。
いきなり話が飛んだと思いましたね?いえいえ、梅雨明け→夏→夏鳥→コアジサシとなるわけです。
それでは、コアジサシのお話に進みましょう。
あっ!写真の卵はコアジサシのものではなく、イメージですので、あしからず。
ちなみに、コアジサシは地面にくぼみを作って、そこに2,3個の卵を産むんだそうです。
このコアジサシは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている鳥で、日本での繁殖地となる場所の減少に伴い、その数を減らしているのだそうです。
そんな中、ここ宮崎でコアジサシの集団営巣が確認されました。
宮崎市佐土原町下富田の一ツ瀬川河口でコアジサシの営巣が285ヶ所も確認されたそうですよ。
最近では、これだけまとまった数での営巣は全国的にも珍しいんだとか。
せっかく営巣できる環境が見つかったのだから、これから毎年訪れて、どんどん数を増やしていってほしいものですね。
そのために私たちができることは、コアジサシが安心して営巣できるように今の環境を守っていくことですよね。
コアジサシの大営巣が、宮崎の新しい夏の風物詩になるように皆で頑張っていきましょう。