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Vol.826 負けん気から生まれた名物!「青島ういろう」
青島ういろうは、鈴木サトさんという方が生み出したものです!
昔、宮崎市の郡司分にあった茶屋で出される「いりこ餅」という食べ物がとても人気で、青島に来た客は必ずその茶屋に寄るほどでした。それに負けじとサトさんは地元に伝わる「もち菓子」を改良することを思いつき、試行錯誤を重ねました。
数々の失敗を重ねましたがサトさんは持ち前の負けん気で改良を重ね、遂に、後に「青島ういろう」と呼ばれる「おサト洋かん」を作り上げました。
サトさんのバイタリティには驚かされますね!
当時、「おサト洋かん」と呼ばれていた青島ういろうですが、旅の薬屋が薬の外郎(ういろう)に似ているといったことからサトさんが「ういろう」と名付けたそうです。
そして、それまで神域として立ち入りが制限されていた青島に参拝できるようになったことでサトさんの店は大繁盛!県知事から「いすず亭」の屋号を付けてもらうまでになりました。
現在では、青島ういろうは青島の名物となり、青島には青島ういろうを売る店が多く軒を連ねています。
どんなものにも歴史があるものですね!
今では種類も増えて日向夏ういろうやマンゴーういろうなどの変わり種もあるみたいですよ!
青島に行った際には是非青島ういろう買ってみてください!