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Vol.819 雨の季節と傘
毎日しとしと雨が続いていますね。
靴や服が濡れたり、お洗濯が干せなかったりするので雨の季節はあまり好きではありません…がひとつだけ好きなものがあります。
傘です。
最近は車通勤なのでお気に入りの傘を持ち歩くことはないのですが、学生の頃はお気に入りの傘を雨の日はいつも使っていました。かわいい模様が入っていたり、華やかな色のもの、持ち手がおしゃれなものが特に好きでした。外側は黒くて中面は空柄の傘も雑誌で見かけては欲しいな~と思っていました。きれいな傘を持っている人を見たらすごくうらやましくなります。最近は、透明ビニールの傘を使う人が多いようで残念なのですが…。
しかし、日本の「傘」文化は他の国と比べてかなり高いのでは??と思うのです。以前、外国の人たちが日本の映画で透明ビニール傘をさす人物をみておどろいたという話をきいたことがあります。日本ほど安価な傘がなかったので、かなりお手軽な透明ビニール傘を新鮮に感じたそうです(あと、外国では傘は高価なものとされていて一般人は傘をあまり差さないという話もありました)。また、折り畳み傘が日本ほど小さくなかったりするそうです。今、売ってある折りたたみ傘はかなり軽量で小さくて私もびっくりしてしまいます。。。
日本人が傘を重要な日常のアイテムとして考えているからこそ、傘の安さや持ち歩きやすさを追求しているのでは、と思います。普段使うから、安くて使いやすいものを…なのでしょう。そして、日本の和傘も職人魂を感じる逸品だと思います。傘の骨の繊細さはさすが日本文化と惚れ惚れします。今も、ビニール傘に和傘の技術を生かした傘があります。少々値段は高いのですが…。傘のおしゃれで雨の季節を乗り越えるのもありかと思います。
そういえば、童謡の「雨ふり」で「雨、雨ふれふれ母さんが 蛇の目でお迎えうれしいな~♪」とあるのですが蛇の目でお迎えに来てくれるお母さんって一体どんなお金持ちなんだ!?と小さい時は勝手に思っていました。蛇の目傘でお迎えにくるなんて和服を着た上品なお母さんがやることだと歌が作られた時代背景を無視して勘違いしていたのでした…。
写真は会社付近のあじさいです。
あじさいの色も素敵です。