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Vol.797 キバナノツキヌキホトトギス
みなさんは「キバナノツキヌキホトトギス」と聞かされて何だと思いますか?
ホトトギスと付くくらいだから鳥ではないか?
いや、何か工芸品ではないのか?と様々な予想があると思いますが、実はこの「キバナノツキヌキホトトギス」は花なんです。
「キバナノ」は黄色い花の意、「ツキヌキ」は葉の基部が茎を取り巻いているため、茎が葉を突き抜けているように見えることによるもので、ホトトギスは、この植物のグループの総称で、花びらの模様がホトトギスの胸の横縞模様に似ていることから付けられたそうです。
そして、なんとこのキバナノツキヌキホトトギスなのですが、宮崎県にしか自生していない花なんです。
尾鈴山を中心に広い地域の、湿った場所に生えているそうです。
花の時期は9月の下旬から10月の中旬にかけてだそうです。
黄色い花弁がかわいらしい花なのですが、乱獲にあってしまったため近年ではあまり見ることができないそうです。
宮崎県だけでしか見られない花なので、是非ともしっかりと保護して行ってほしいですね。
そして、いつの日かは満開に咲き乱れたキバナノツキヌキホトトギスを見てみたいものです。