トップページ » Staff Blog » Vol.794 茹でる前から真っ赤な蟹「アサヒガニ」
Staff Blog
Vol.794 茹でる前から真っ赤な蟹「アサヒガニ」
みなさんは、アサヒガニと言う蟹をご存知ですか?
甲幅が15cmにほどに達する大型の蟹の一種で、通常の蟹とは全く別の姿をした珍しい蟹です。
もうひとつ、珍しいことがあり、このアサヒガニは通常の蟹のように横歩きではなく、前後に歩行するようです。(主にバックらしいです。)
名前を漢字で書くと「旭蟹」や「朝日蟹」と書かれ、これはこの蟹が茹でる前から真っ赤であることから名づけられているそうです。
宮崎ではアサヒガニの他にべニガニ、ショウジョウガニとも言われています。
また、英名ではFrog crabと呼ばれており、これはアサヒガニが縦長で前屈みになる体勢がカエルに似ているからと言われています。
日本では本州中部以南に生息しており、宮崎でも主に北浦、川南、青島、日南、南郷で漁獲されています。
気になるお味はというと、大変美味しいらしく、塩ゆでや鍋料理などで主に食べられます。
珍しい食べ方としてはグリルなんかもあるみたいです。
私も、まだ食べたことがないのですが、祝いの席などで振舞われるのでこれから先、友人の結婚式で出会えるかもしれないですね。宮崎では初夏が旬と言われ、特に5月が産卵期直前なので一番美味しいとのことです。