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Vol.786 火山灰の恐怖
火山灰は様々なものに影響をもたらします。宮崎県もその被害を受けています。
1番の被害はやはり日常生活での被害です。鹿児島県の桜島の灰は、夏は主に鹿児島市側、冬は大隅半島側が多いのですが、西風に乗って宮崎県内にもやってきます。洗濯物などに付着して汚れたり、農作物にも被害が及びます。かなり桜島とは距離があるのですが、それでも灰は届くのでたまったもんじゃありませんよね!
火山灰は飛行機にも影響が及びます。ジェットエンジンに吸い込まれた火山灰は、溶けてガラス化して溜まっていき、エンジンの推力を低下させ、最悪の場合は停止させてしまうほどなのです!視界が悪くなり、欠航するというわけではないのですね!黄砂の時には欠航しないのがなによりの証拠です。
桜島だけが降灰させていると思って油断してはいけません。霧島も噴火によって降灰が発生しています。特に御鉢と新燃岳が噴火が多いらしいです。びっくりするのが、 新燃岳ではすでに今年に入って3月30日と4月17日の2回、小規模ですが噴火をしています。大きな噴火はないとのことなのですが、もしものことを考えると恐くなりますよね・・・。
今の宮崎の現状を考えると、何が起こるか本当に分かりません。気を付けようにも気を付けられないのが本音ですが、早急な対応が出来る心構えが必要かと思います。