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Vol.764 アカウミガメの産卵
5月4日、延岡市の新浜海岸で、アカウミガメの産卵が確認されたそうです!宮崎県内では今年初になります!
4日の朝、新浜海岸近くの住民が上陸したとみられる砂の跡を発見しました。連絡を受けた延岡市野生動物研究所の田崎会長が、産卵したと思われる場所掘ってみると、地中約70cmのところに127個の卵があったそうです!見つけた田崎会長もすごいですが、そんな深くに卵を産むアカウミガメもすごいですよね?そんな深いなんて知ってましたか?これも卵を危険から守る為の行為なのでしょう。砂の重みで潰れないんですかね?
といいますか「掘っちゃだめだろ!」と思わず言いたくなるのですが、これも卵を危険から守る為なのです。波をかぶる危険性があるため、移動させるのです。ちょっとだけ触ってしまいますが、アカウミガメさん怒らないでね!
今回の産卵は昨年と比べると3週間程早いそうです。この異常気象で遅くなるのは分かるんですが、早くなるのはなんででしょう?不思議です。
アカウミガメは宮崎県の天然記念物に指定されています。さらに産卵時はナーバスな状態にあるため、産卵すると思われる場合は近付かずに、遠くから見るようにしましょう!それが皆さんでもできるアカウミガメの「保護」だと思います。
また、明日9日朝8時から「宮崎の海岸を美しくする会」がアカウミガメの産卵に合わせて、佐土原町の石崎浜海岸の清掃を行います。1時間程で終わるらしいので、ぜひ協力したいという方は、軍手を持参して石崎浜に集まりましょう!