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Vol.465 寄り道スポット「飫肥城下」
10月も中旬に入ってからというもの、朝晩が冷え込むようになってきました。そろそろ半袖を着る機会も減ってきそうですね。それはさておき、今回の寄り 道スポットは「飫肥城下」です。「飫肥は五万千八十石の城下町」という言葉もある、宮崎の観光には欠かせない歴史ある城下町です。
この飫肥城下は、天正15年(1587年)に飫肥藩初代伊東祐兵が豊臣秀吉から飫肥を領地として与えられてから、本格的に建設が進んだと考えられているそうです。現代においても、江戸時代始めの絵図に描かれた街路がそのまま使用されています。
城下は、飫肥城から南へ、三方を酒谷川が囲むような感じで形成されていて、東西850m、南北900mの範囲に、南北三街路、東西七街路で方形に区画されています。
飫肥城近くから上級家臣、中級家臣、町屋、下級家臣の屋敷地となっていて、各武家屋敷は、飫肥石や玉石の石垣と生け垣に囲まれ、格式に応じた門を設けています。屋敷地の広さは上級家臣の2,000坪から下級家臣でも260坪くらいまで様々な広さがあります。
昭和52年(1977年)、地方における小規模な城下町の典型的なものとして、九州で最初の国の重要伝統的建造物群保護地区に選定されました。保護地区の範囲は横馬場通り、後町通り、前鶴通りを中心に約19.8ヘクタールが対象となっています。
[情報源:現地案内看板(^-^;)]
10月20日(土)と21日(日)は「飫肥城下まつり」も開催されますので、皆さんもぜひ訪れてみて下さい。
一度行った方でも、こういった情報を得てから行くと違った視点から楽しめるとおもいます。