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Vol.615 みやざきブランド ワンタッチきゅうり
「めろめろメロン」に続き、「ワンタッチきゅうり」、なんかまだまだ変わった名前のものがありそうな気がしますね・・・。
ハウス内で厳選したきゅうりを収穫しながら箱に詰めて出荷するので、産地できゅうりに触れるのは収穫時の1回だけ、ということで「ワンタッチきゅうり」と名付けられました。なんとなくそんな由来なんだろうな〜と思っていた人!私も実はそう思ってました。(笑)
普通のきゅうり栽培だと、収穫から選別・出荷までに2〜3回はきゅうりに触れることになり、きゅうりの傷む率が高くなります。しかし、ワンタッチきゅうりは1度しか触れないので表面のイボが落ちず、きゅうりの命である鮮度も抜群。シャキシャキとした食感が楽しめます。「ワンタッチ」というのにはそれなりの意味があったんですね〜。
ワンタッチきゅうりは「つる下げ栽培」にこだわっています。つる下げ栽培とは、摘芯栽培に対し、一本の枝を洗濯はさみなどでぶら下げ、新芽が伸びたら横にずらして誘引する、品質の高いトマトやキュウリなどを作るための整枝方法です。
つる下げ栽培には次のような利点があります。
1. それぞれの株のきゅうりが同じタイミングで育つことから、生育期間を通じて品質の良いA品の比率がほとんど(98%)となる。
2. 花や果実が常に同じ高さにあることから管理がしやすく、1本のつるのみがクリップまで吊りあげられていることから、日当たりや風通しが良くなり、きゅうりの照りが良くなる、病害虫の発生が抑えられるなどの効果がある。
3. つるをはさみなおす手間が発生するが、管理が容易でマニュアル化できるため、雇用労力でも容易に対応することが可能。
1.の説明でA品とありますが、品質の悪いものはB品となります。このB品は箱に詰める前にまとめて違う箱に入れられることから、生産者の中ではツータッチきゅうりと呼んでいるところもあるとか。
このワンタッチきゅうり、外見から1番新鮮さが伺えるみやざきブランドではないでしょうか?新鮮さが命!そんなこだわりをもったみやざきブランドを応援するためにも、これからも紹介をしていこうと思います。