トップページ » Staff Blog » Vol.610 氷上の妖精
Staff Blog
Vol.610 氷上の妖精
浅田選手も安藤選手も鈴木選手も日本のフィギュアスケートってこんなにスゴかったっけ?と思う程の活躍ぶり。昔、昔、スケートにはじめて行った頃。最初、スケートリンクに立つことさえ怖くて、ある程度滑れるようになっても、まっすぐしか滑ることができませんでした。こけると、冷たいわ痛いわでテレビで観るスケートと現実のスケートの違いに半泣き。スケートのすごさは、自分で滑って難しさを知ってよりわかるもの。誰が一体こんな氷の上を滑って踊ってみようと思ったのか。
なんと、スケートの起源は石器時代。
動物の骨で作ったスケート靴で滑っていたそうです。そこから木製、鉄製に変化していきました。
最初はヨーロッパ。そして、日本には、1877年に札幌農学校に赴任してきたアメリカ人ウィリアム・ブルックス先生がスケート用具一式を持ち込み、日本に伝わったとされています。フィギュアスケートはその後。1897年にアメリカ人デブィソンが仙台城の五色沼で子供たちにフィギュアスケートを教えたのがはじまりといわれています。
芸術的要素を求めて始まったフィギュアスケート。
表現力を追求するあまりにあんなすごいスピンとか生みだしてしまう挑戦に感動です。点数の方式が変わってから、細かい点数の計算をしたうえで組んだプログラムが必要とされてきていて、美しいばかりではいられないのは残念ですが、、、。点数にならないイナバウアーを美しく決めた荒川選手の前回オリンピックの記憶はずっと残っています。冬のオリンピックが来るたびに思いだされるような選手がどんどん増えてほしいかぎりです。