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Vol.609 LEDで世界の未来を明るく照らす・・・
今日、照明等に使われている白色LED。その白色LEDの生産額を日本が約60%を占めています。
LEDと言われてもパッと思い浮かばない人もいるのではないでしょうか?田中耕一さんが青色LEDでノーベル化学賞を受賞したのが、皆さんも知ってる1番有名な話になると思います。
LEDとは“light emitting diode”の略で、発光ダイオードとも呼びます。順方向ににしか電流が流れない半導体素子で・・・と説明しようにも専門用語がありすぎて、皆さんが理解できない領域に入るので、今回は説明はここまでということですいません!
このLEDは高照度・省電力・長寿命と3拍子揃ったとっても省エネな照明器具なのです。また、CO2の排気量も少なく、正にエコの塊と言っても間違いありません!
ライフコスト(初回購入費用+電力料金+交換費用)も白熱電球の約5分の1、蛍光灯の2.5分の1となっており、CO2発生量は白熱電球の約6分の1、蛍光灯の2分の1となっています。すごくないですか?!今すぐにでも変えたくなりません?
他にもいろんな利点がたくさんあるので、お近くのチラシ(右上画像クリック)をお読み下さい!(笑)
実を言うとこのチラシ、宮崎県のある会社のチラシなのです。宮崎県でもLEDのような最先端の化学を扱っている会社があるのです!宮崎県の新たな名産になるようがんばってほしいですね!
2010年2月3日発行の宮崎日日新聞にこんな記事があります。
—インドの大都市ムンバイから約500キロ北東のラジャスタン州バンスワラ。電気のなかった農村に白色LEDの照明が来たのは3年ほど前だ。住民は昼間に太陽光パネルでつくり出した電気を蓄え、夜に備える。
この地域の生活改善活動に取り組む国際NGOのプログラムマネージャー、バブー・クッティさんは言う。
「従来のアルコールランプは暗くて燃料代も高く、多くの住民は夜になると暗闇の中にただ座っているしかなかった。今は子どもたちが遅くまで勉強できるし、ランプが倒れて火事になる心配もない。LEDは村の生活を一変させた。」
貧しい村にLED照明を提供しているインドの慈善団体「グラミン・スーリヤ・ビジリー基金」のジャジド・チャダ代表は説明する。
「急速な経済成長のただ中にあるインドには電気のない家屋が5千万戸以上ある。いずれ電灯のある暮らしに手が届くだろうが、その需要を火力発電などで賄えば、環境への負荷は計り知れない。小型の太陽光発電で十分な明るさになるLEDへの期待は大きい。
あなた方の国で生まれた技術が世界中の人々にとっての“未来の光”になり得ることを知ってほしい。」—
私は学生時代LEDについて勉強していたのですが、まさかここまで高性能で、世界を救うに至るまでの存在になるなんて、考えてもみませんでした。
今の日本は不景気ですが、このLEDで日本だけでなく、世界の未来を照らしてほしい。そう私は願っています。そして、宮崎がその先頭に立てるようがんばってほしいです。