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Vol.607 歴史の深い黒皮かぼちゃ
なんとかぼちゃもみやざきブランドに認定されていました!誰だ宮崎のかぼちゃは有名じゃなくなってきたとかブログに書いてたヤツは!・・・私でしたね。まことにすいませんでした。何か最近ブログで謝ってばっかりな気がします(笑)でも紹介ができてうれしい限りです!ということで、今回は黒皮かぼちゃについて紹介します。
「黒皮かぼちゃ」は、1907(明治40)年、宮崎市大工町で、大縮緬(ちりめん)種が栽培されたのが始まりと言われています。その後何回かの品種改良を重ね、1924(大正13)年、千葉県佐倉からの黒皮種の導入で品質・収量ともに向上し、全国一の黒皮かぼちゃ産地となりました。
また、民謡にも「日向かぼちゃ」で愛唱されています。聞いた事ありますか?
この黒皮かぼちゃには3つの特長があります。
1. 肉質が粘質で、ねっとりとした味わいがあり、煮くずれしにくい。
2. 中身の黄色、外皮の緑色が冴えて、色合いに優れている。
3. ほど良い甘さで、料理する人が腕を振るいやすい。
の3つになります。この3つの特徴により、日本料理の最高級素材として高い人気を得ているようです。
黒皮かぼちゃは、雄花の花粉を雌花につけ受粉させますが、交配から収穫まで、冬期で40日かかります。その間は、玉の肥大を促進するため、光が十分に当たる ようにしながら、丁寧に育てます。そして出荷場に持ち込まれた黒皮かぼちゃは、1個1個検査員の手で厳選され、同一規格で箱詰めされます。
商品ブランド認証基準として、“良質堆肥施用の実施”、“使用済み資材の回収と適正処理の実施”、“土壌分析の実施”、“出荷期間中に月2検体以上の残留農薬検査の実施”などがあります。今まで紹介してきたものと違い、糖度の基準がありません。やっぱり野菜と果物の違いなんですかね?
いやぁ〜かぼちゃの紹介ができてうれしいです!なんか懐かしい感じもする程です(笑)宮崎に来て10ヶ月、かぼちゃを食べた記憶がないのでぜひ頂こうと思います!