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Vol.604 宮崎はマグロ日本一〜!
なんと宮崎は「沿岸まぐろはえ縄漁」で漁獲量日本一なのです!ただ単に漁獲量や味と思った方すいません・・・。
では沿岸まぐろはえ縄漁とはどのような漁なのでしょう?
遠洋まぐろはえなわ漁業の操業は、夜明け前に投縄(とうなわ)準備に入り、 完了次第いっせいに作業が開始されます。
投縄作業は全長150kmにも及ぶ長い幹縄(みきなわ)に目印となるブイや、 縄を浮かすためのビン玉を付けると共に、釣針の付いている枝縄(えだなわ)に、6秒に1つという早業で イカ、サンマ、アジ、サバ等の餌を付け、海中に投入していきます。針の数は2500〜3000本にもなり、時間にして約5時間かかります。
投縄終了後、マグロがかかるまで3〜4時間縄待ち、揚縄(あげなわ)作業になります。 揚縄には10〜15時間かかり、深夜になることもしばしばあります。
1回の操業で平均1.3t(メバチマグロで25匹程度)程度漁獲されます。
漁獲されたマグロは、えら、内蔵、ひれを取り除き、血抜きを完全に処理した上で急速凍結され船内の冷凍庫に保管されます。
これが沿岸まぐろはえ縄漁法の一連の流れです。正直自分も完璧にはわかっていません。(笑)でも縄の長さや、かかる時間でどれほど大変な作業なのかわかりますよね。でもこれだけの作業と時間をかけて平均25匹しか獲れないなんてちょっとものさみしいような気も・・・
しかし!まぐろはえなわ漁業を行っている割合が、全ての漁全体の約0.5%にななるのに対し、漁獲量は約5%、漁獲金額は10%を越えているのです!すごいですよね!これでどれだけ過酷な漁かもわかりましたね。
沿岸まぐろはえ縄漁だけでなく、全てにおいてマグロ漁獲量日本一になってほしいものですね!