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Vol.590 無病息災を祈って。
もう春?!というくらい暖かくなったかと思えば、また寒くなったり。着るものに悩む今日この頃です。この温度差についていけず、体調崩された方も多いのではないでしょうか?
2月の行事といえば、2月3日の「節分の日」。
私も仕事帰りに豆を買いに入って、少し庭に撒いて、残りは家族と食べました。
子供の時ほどのことはしませんが、毎年やってると「今年だけやらないのは・・・」と思ってしまいます。
ちょうどこの時期、2月4日頃は立春と呼ばれます。この季節の移り変わる時を「節分」と言いますが、本来「節分」という言葉自体は一年の中の立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していました。そのため、節分の行事というのは、昔の宮中での年中行事だったそうです。
その後立春が1年の初めと考えられ、「節分」といえば春の節分を指すようになりました。
そして、一年の始めである立春に前年の邪気・鬼を払う追儺(ついな)が行われ、その一つが「豆まき」だったそうです。
豆は「魔滅」に通じると言われ、鬼にぶつけることにより邪気を払い無病息災を願うという意味があります。
豆まきといえば「鬼は~外。福は~内」の掛け声と共に、鬼の面をかぶった父親に豆を投げて鬼を払う~!!が当たり前と思っていました。ところが、元々は家長の父親(もしくは年男)が豆を撒き鬼を追い払い、家族が自分の歳の数だけ豆を食べるものだったそうです。
いつの間にか立場が逆になってしまったんですね~父申し訳ないf(^_^;)
節分の日に豆まきと同じく食べられているのが「恵方巻き」。元々は、関西地方の節分の伝統行事だったそうですが、今では全国区になっているようです。
巻き寿司という言葉は「福を巻き込む」ことからきているそうで、切らずに食べることは「縁を切らない」という意味があるそうです。だから、一本丸々を一気に食べるんですね。
今年、2010年の恵方は「西南西」でした(ちなみに、恵方は5年ごとに同じパターンをたどるそうです)
お正月も明けて少し気が緩みがちなこの時期。
ここで気を引き締めなおしていきましょう!