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Vol.371 「台風13号」延岡市で被害を出した正体は…
「今年は台風の被害はそれほどまでなかったような気がする…」と書いたばかりでこのような台風被害が出てしまって非常に残念です。
17日に宮崎県に上陸した台風13号の被害は県北を集中的に襲いました。死者3名、負傷者107名を出した延岡市の突風の正体はなんと!!「竜巻」だったと言う事です。竜巻の猛威は南北約6キロ、幅約200メートルの地域に集中し、被災した建物は全半壊が247世帯・棟、一部損壊を含むと1026戸・棟に上り、県内の竜巻被害では過去最大級だそうです。
竜巻の規模を表す数値として用いられている「F-Scale」というものがあるそうなのですが、段階がありF0〜F5までの6階級で、それぞれの段階で被害状況からおおよその最大風速が推定できるようになっているそうです。延岡で発生した竜巻はF4ぐらいの強さがあり、「壊滅的被害をもたらし、建て付けの良い家でも基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、車は大きなミサイルのように飛んでいくぐらい強い」との事です。
実際、列車が2両脱線している事や、田畑に車が吹き飛ばされていることから数値化せずとも竜巻の威力が凄まじかった事は容易にうかがいしれますね。復旧のめどはまだたっていないようです。台風の驚異を改めて実感しました。
(画像提供:Who★ming)