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Vol.377 高千穂力自慢大会
秋分の日だった今月23日、高千穂町岩戸の天岩戸神社で毎年秋の恒例となっている秋季大祭があったようです。町内外から大勢の参拝客らが集まり賑わいをみせていました。
秋季大祭は2日間で行われ初日は祭典や神楽奉納があり、二日目に重さ20kgの畳を投げた距離を競う「岩戸投げ大会」が行われました。
同大会は、神話から来ているそうなので、ちょっとご紹介します。
太陽の神アマテラスと弟・スサノオノミコトという二人の兄弟がいたそうです。アマテラスはスサノオノミコトの乱暴ぶりに耐えかねて、岩屋の奥に隠れてしまったそうです。太陽の神が隠れたのだから、世界は真っ暗闇に。困った八百万(やおよろず)の神が天安河原に集まって相談した末、岩屋の前で宴会を開くこ とにしたそうです。天鈿女命(アメノウズメノミコト)が賑やかに舞い踊り、その騒ぎにアマテラスが岩戸を少し開いたところを手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸を投げ飛ばし、世界に再び光が戻った、というお話だそうです。
古代衣装に身を包んだ町内の力自慢に加えて、参拝客などの飛び入り参加もあり、毎年大変盛り上がったようです。