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Vol.390 獲りすぎには注意しましょう。
日本人は昔から魚を食してきましたが、近年乱獲による魚の減少が問題視されることも少なくないといった状況になっていますね。大衆魚であるアジやサバの漁獲量が年々減り、平アジなどは高値が付くなど高級魚扱いになってきています。昔じゃ考えられないですね。しかし、今日は鯵やサバではなく「ミナミマグロ」について書いていこうと思います。
昨日10月10日は、雑学道にも書きましたが「おさかなの日」でした。イベントが賑わいをみせるなか、時を同じくして宮崎市はワールドコンベンションセンター「サミット」では、高級魚として人気の高いミナミマグロの国際的な資源管理機関「みなみまぐろ保存委員会」の会合が開かれたとのことです。日本、オーストラリア等の漁獲にかかわる六つの加盟国などが話し合いに参加し、捕り過ぎによる減少が問題視されている同魚の資源保護のため、来年の各国の総漁獲枠を本年度水準に比べ削減するかどうかといったものだったようです。
すし店や料亭を中心に需要がある「ミナミマグロ」の漁獲枠が削減されれば、消費価格が高騰する可能性がありますよね。大衆魚でさえ高値が付く今日、高級魚の価格高騰ともなるとますます私のような一般人の口に入ることが少なくなりますので、是非とも各国それぞれ言い分はあるとは思いますが、決められた枠内で水揚げして欲しいですね(#´Д`#)