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Vol.534 宮崎の象徴に救いの手!
4月に突入しました!桜も満開、気分も晴れ晴れで新たな一歩を・・・と気合十分なのですが(^_^;)なんともどんよりした天気が続いてますねw
今年は花見に行きたかったのですが、無理でした。そしていつの間にか、ピンク色の隙間からは緑の葉っぱが見え始めています(笑)もうそろそろ散る時期ですね(T^T)
色鮮やかに咲く花や、青々と茂る木がたくさんの宮崎。
その象徴となるのは「フェニックス」という県木です!
この木をみると「南国だな〜」と思う方も多いはず。
(私は去年、研修で行った京都から帰ってきて空港出口でフェニックスを見た時、宮崎に帰ってきたな!と思いました)
実はこのフェニックスという木。
害虫によって枯死する危険にさらされているのです。その害虫とは『ヤシオオオサゾウムシ』という、なんとも言いにくい名前の虫です。
1998年に確認されて依頼、爆発的に被害が拡大し、県中央地域から現在では県北地域まで広がっているそうです。
この憎き天敵を退治するため「樹幹注入方式」が導入されています。これは散布するより効果が高く環境への影響も少ない方法なのですが、使用する薬剤が高いため普及には問題がありました。
しかし今回、注入位置を変えたことにより、今までよりも少ない薬剤量で効果があり、価格でいうと約八割のコスト削減が可能になったそうです!!
「ヤシオオオサゾウムシ」は6月〜9月に繁殖が盛んになるため、その時期に防除されるそうなので、今回のことによりこの方式の普及が期待されています。
南国宮崎の象徴「フェニックス」が青々と茂り、
大きな葉を太陽に向けて広げる姿を
たくさんの方に見ていただけることを願うばかりです。