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Staff Blog
Vol.906 夏の植物が見ごろです
皆さんは、川南湿原植物群落という場所をご存知ですか?
まあ、多くの方が想像したと思いますが、名前の通り、川南町にある湿原です。
川南湿原植物群落は、希少な湿原植物の宝庫となっている場所で、国指定の天然記念物になっています。
ここには、83科、263種の植物があり、うち、90種が湿原植物で、暖地における湿原植物のほとんどを網羅しているのだそうです。
この川南湿原植物群落で、ミズギボウシやサギソウなど夏の植物が見ごろを迎えています。
ミズギボウシはユリ科の多年草で、40~50㎝の茎の先に薄紫色の花を咲かせています。
サギソウはラン科の多年草で、大きく広げた翼に似た純白の花びらをつけています。
この他にもホシクサ科のシロイヌノヒゲや、モウセンゴケ科の食虫植物ナガバノイシモチソウも開花しています。
また、池周辺にはチョウトンボやシュウジョウトンボなど多くのトンボが飛び回る姿も見られるそうです。
見ごろは今月末ごろまでだそうなので、珍しい植物を見に行ってみてはいかがでしょうか?
Vol.905 土地柄を知れる「観光案内所」
皆さんは観光案内所を利用したことありますか?
99は旅行をした時などに何回か利用したことがあります。
利用したことがある方は分かると思うのですが、普通の観光案内所はその土地の情報を教えてくれるだけで、その場所がどんな所なのかを知ることはできません。
あれ?タイトルと言っていることが違うと思った方は、もう99が今日何を紹介するか分かったことでしょう。
そうです!「土地柄を知れる」観光案内所をご紹介します。
西臼杵郡雇用拡大協議会が、8月19日に高千穂でオープンした観光案内所「天岩戸 日向屋」です。
観光案内所といえば基本は、駅や空港の中、繁華街の駅前などにあったりするものなのですが、この「天岩戸 日向屋」は少し違います。
名前の由来にもなっている高千穂町岩戸・天岩戸神社前の本町通りにある旧商家を活用した観光案内所なのです。
また、この「天岩戸 日向屋」ではわら細工や竹細工、陶器などの展示販売を行ったり、不定期ではあるのですが、実演・体験イベントも行っていくそうです。
パワースポットブームで天岩戸神社を訪れる全国からの観光客に、高千穂の柔らかい空気を実感してほしいですよね。
Vol.904 自然が生んだ芸術「荒河内滝」
またドライブ中の事ですが、椎葉村大河内の山奥で滝を発見しました。
その名は、「荒河内滝」。こんな山奥にある滝ではありましたがしっかり標示がありました。
しかし、標示があるだけに滝自体もなかなか綺麗で、岩の間を流れる水の道筋が非常に美しい滝でした。滝と言うとだいたいは高いところから一気に水が流れ落ちるものを想像しますが、この滝はとても緩やかな滝で、私も標示を見るまではこれが滝だとは認識していませんでした。
このようなタイプの滝は段爆と呼ばれるらしく、名前の通り落ちる間にいくつもの段がある滝のことを言います。宮崎の有名な滝で言うとおせりの滝も段爆です。しかし、荒河内滝は段が多くて落差があまりないので滝に見えないのは無理もないかもしれません。
ですが、それは意外な効果を生んだようで2008年2月に滝が氷付くという現象が起こりました。凍って時間が止まった荒河内滝は元々の流れの綺麗さが手伝って神秘的な風景を作りだしていたそうです。是非見てみたいですが、毎年というわけではないようですね…。
でも、無いとは限りませんよね。機会があれば見てみたいです。
こんな滝に出会えるとは、こんな山奥まで出掛けた甲斐がありました。ドライブっていうのはこういうちょっとした発見があるのが面白いですよね。また、どこかへ出かけてみたいと思います。
Vol.903 仮面ライダーアート展に行ってきました。
毎日うだるような暑さですが皆様夏バテ、夏風邪などにはなっていないでしょうか?
私は夏風邪をひいてしまい、のどの痛みと寒気でグロッキー一歩手前であります。
室内外の温度差で体力を奪われてしまい、その結果夏風邪になるということなので皆様はお気を付け下さい。
さて、話は変わりますが先日、みやざきアートセンターで行われている仮面ライダーアート展にいってまいりました。
実は私、子供の頃から仮面ライダーが大好きでして大人になった今でも仮面ライダーを見ていたりします。
そんな筋金入りのライダーフリークな私を唸らせることが出来るかな?
なんて思いつつ入場したのですが、結果大満足でした。
展示内容を細々と書いてしまいますと今から遊びに行くお客さんの楽しみが減ってしまいますので詳しくは語りません。
ただ、お父さん世代の初代仮面ライダーから現在の仮面ライダーW(ダブル)までのスーツが展示したあるのを見たときは来て良かったなと思いました。
さらに、売店スペースには石ノ森章太郎の描いた漫画仮面ライダーが売ってあったりと財布に余裕があるときに行っていたら確実に破産してしまうようなお宝がごろごろありました。
さて、皆様もこのうだるような暑さに打ち勝つべくライダーパワーを授かりにアートセンターに足を運んでみてはいかがでしょうか?
Vol.902 大イチョウをきれいにしよう!!
都農町征矢原地区には、地域で親しまれている樹齢数百年の大イチョウがあります。
この大イチョウは、町指定の天然記念物で、高台にある菅原神社の参道の中腹に根を張って、神社を守るように力強く枝を伸ばしています。
しかし、ここ数年はほかの木々が生い茂り、見えづらくなっていました。
これを残念に思った菅原神社の管理者である菊川清人さんが周辺を整備する計画を立ち上げました。
この計画に町民たちも賛同し、征矢原地区出身の町内業者が石段とイチョウの根を保護するための囲いを整備したそうです。
また、住民が協力して生い茂っていた周囲の草木を刈り取り、立派な姿がふもとからもはっきりと見えるほどすっきりしました。
地域住民の協力を得て始まったこの周辺整備は、なんと2ヶ月もの時間がかかったそうです。
その甲斐もあって、さっぱりとした大イチョウは地域のシンボルとして再び輝きを取り戻しました。
この暑い夏が過ぎればこの大イチョウが綺麗な紅葉をみせてくれる秋がやってきます。
今からその光景が楽しみな99でした。
Vol.901 萩の茶屋にマンモス出現!
先日、ふらっと立ち寄った萩の茶屋に面白いものを見つけました!
藁で作られたマンモスです!むしろマンモスを見て立ち寄りを決めました。
デカイです!3.5メートルあるんだそうです。実物大なんでしょうかね!しかも、藁で作ってあるのでかなりリアルです。足に抱きつきたくなりました(笑) しかし、雨の後だったので断念…。
足元には、「豊作と景気回復を願い作りました」との看板。作成者は、野尻に住む紙屋の楠元貴志さん。町のイベントの「のじりんぴっく」に出す予定で作ったものらしいのですが、イベントが中止になりお披露目することが出来なかったそうです。
けれど、今は萩の茶屋に寄贈されて大勢の人の目を楽しませています。
萩の茶屋は春のつつじがとても綺麗です。しかし、この時期ですので当たり前ですがつつじはもう咲いていませんでした。来年の春は是非つつじを見に来たいと思います。
来年も居てくれるかは分かりませんが、つつじの中にたたずむマンモス、見てみたいですね。
Vol.900 昔懐かしい光景?「かかし」のいる田んぼ
うーん……、終息宣言が先送りになるかもしれないそうです。
口蹄疫の発生農場などに残されているふん尿の堆肥化処理に遅れがでていることが原因だそうです。
予定では8月27日なので、その日に間に合わせようとたくさんの人々が作業をしています。
出来るだけ早く作業が終了して、終息宣言が出されるといいですよね。
終息宣言が出されれば、そこでおしまい。…という訳ではありませんよね。
その後の復興対策も重要な課題です。
そんな口蹄疫復興対策について、宮崎県が再生・復興の方針案を提示しましたね。
防疫や環境面での全国のモデルとなる新たな畜産の在り方を目指すそうです。
また、生産から加工販売までの6次産業化を進めることで、畜産に過度に依存した産地からの構造転換を目指していくそうですよ。
今回の口蹄疫被害から得た教訓をしっかりと活かして、よりよい宮崎県を作っていきたいですね。
さて、少し長くなってしまいましたが、本題に入りましょう。
つい最近まで宮崎を包んでいた緊張感が無くなってきて、張っていた気持ちを緩められるようになりましたよね。
今までの分が襲ってきて、心が疲れている人も多いのではないでしょうか?
そんな心を和ませてくれる風景があるんです。
日向市美々津町百町原地区の国道10号線沿いの田んぼに、素朴で味わいのある表情をしたかかしがずらりと並んでいます。
最近ではめっきり見かけなくなってしまったかかしが並んでいるだけでも、ほのぼのしてしまいそうですよね。
この道を通るドライバーたちを和ませてくれる光景ですね。
実はこのかかしの展示会は、昔の農村の風景を再現しようと、百町原の水・土・里(みどり)を守る会が企画したもので、呼び掛けに応えた地区住民や団体、寺迫小学校などから、約30体ものかかしが集まったそうですよ。
かかしの格好は様々で、表情も豊かなので一つ一つゆっくり眺めるというのもいいかもしれませんね。
展示は8月22日までなので、今週が最後のチャンスです。
興味のある方は国道10号線沿いに車を走らせてみてはいかがですか?
Vol.899 鶴富姫恋物語再び!椎葉平家まつり!
平家と源氏が戦った壇の浦の戦いから800年あまりの時が流れ、今現代に語り継がれる伝説があります。それは、「鶴富姫恋物語」。平家の末裔である鶴富姫と、源氏の総大将頼朝の命を受け平家の討伐へやってきた大八郎との恋物語です。
壇の浦の戦いに敗れ椎葉の山奥へと逃れ、ひっそりと暮らしていた平家の末裔たち。そこへ弓矢の名手・那須の与一の息子である大八郎が頼朝の命を受け平家の追討へ訪れます。
しかし、山奥でひっそりと暮らす平家の人々を見て哀れに思った大八郎は追討を断念。さらには、その地にとどまり、平家の守り神である厳島神社を建立したり、農耕の法を教えるなど平家の人々を助けました。
そこで、大八郎には運命の出会いが待っていました。その運命の相手こそ平家の末裔である鶴富姫です。
鶴富姫と大八郎は互いに惹かれあい、逢瀬を重ねました。その様子は、「ひえつき節」でも歌われています。そして、大八郎の子供を身ごもった鶴富姫。しかし、無念にも大八郎には帰還の命が…。逆らうわけにも、ましてや平家の末裔である鶴富姫を連れ帰ることも許されない。大八郎は後ろ髪引かれる思いで椎葉を後にしたのでした。
そんな、淡く切ないラブストーリーが現代に蘇る祭りがこの「椎葉平家まつり」。今年は11月12~14日の3日間で開かれます。何といってもこの祭りの最大の見どころは迫力満点の「大和絵巻武者行列」!平安時代を彷彿とさせる騎兵や武者、十二単の鶴富姫が村を練り歩きます。
普段は静かな村が華やかに彩られ、祭りを楽しむ人々で大いに賑わいます。パレードの他にもむらおこし物産カーニバルや猪鍋の振る舞い、各種ステージイベントなど見どころも沢山!毎年迎えている豪華ゲストも誰が来るか楽しみです!
11月は是非椎葉村「椎葉平家まつり」へ!
Vol.898 意外と面白い?ダムの種類
今宮崎県には県が管理するダムだけでも13のダムがあります。ダムは、大雨や台風の時に川の増水を抑えるためや、水道・農業・工業用水の確保、発電などに利用されています。
ダムなんて興味が無いなんて方は多いと思いますが、世の中にはダムマニアなんて人もいて個人で撮ったダムの写真をたくさん載せたサイトなんかもあるんですよ。
ダムにもいろんな形があり、ダムの自重と重力を利用して水圧を支える重力式ダム、河川の両側にある堅固な岩盤に水圧を分散させて支えるアーチ式ダム、様々なダム形式が複合したコンバインダムなんてのもあったり意外と奥が深いのです。
宮崎県内をドライブして回っているとよくダムに遭遇します。私もさほどダムには興味は無かったのですが、意外とダムがあることや様々な形式があるのには驚きました。私たちの生活にも陰ながら活躍しているダムにたまには興味を持ってみるのもどうでしょうか。
写真は先日ドライブ中に見つけた小林市須木の田代八重ダムです。
Vol.897 宮崎の医療を守るための活動「へき地医療ガイダンス」
今、宮崎に限らず、全国の地方、特に過疎地での医者不足が問題になっていますよね。
今日は、そんな医者不足問題から宮崎を守るために、県が行っている活動をご紹介します。
その名も、「へき地医療ガイダンス」です。
医学生に地域医療や過疎地の住民生活を実感してもらうことで、地域医療の担い手を育成することを目的として、県が行っている「へき地医療ガイダンス」が、8月16日から県内7病院で始まりました。
本県出身者を含む県内外の28人が参加し、8月18日まで巡回診療や往診などを通じ、地域に密着した医療の現場を体感していくんだそうですよ。
今年で6回目を迎える「へき地医療ガイダンス」、医学生にとっては代えがたい貴重な経験となり、病院や地域住民にとっては地域医療に関心を持ってもらういい機会になっているようですね。
できれば、これからもずっと続けてほしい企画ですよね。
そして、次代を担う若い医者が地域医療に関心を持ってくれることを願っています。