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Vol.632 今が旬 マグロ!
今日はいろんな意味で今が旬のマグロについて紹介します。いろんな意味というのは、ただ単に今マグロが季節的に旬だということ。それと今話題となっている、クロマグロの国際取引禁止問題です。
13〜25日にドーハで開催されるワシントン条約締約国(175カ国)会議では、クロマグロを「絶滅の恐れがある動植物」に含め、国際取引を禁じるよう求める提案が採決にかけられます。現在、日本で消費されているマグロのうち、実は半分以上が輸入によるものなのです。さらに、この提案が可決された場合、外国現地での漁獲ができなくなります。日本は「輸入量制限で管理すべき」という解決策をとりたいのですが、敵は大国アメリカにEU。3分の2の賛成で可決されるのですが、もし可決されれば日本のマグロ事情はどうなるのでしょう?恐くて想像もしたくないですね・・・。
それではマグロについて紹介します。
マグロには、本マグロと呼ばれるクロマグロ、宮崎県でシビといわれるキハダマグロやメバチマグロ、さらに缶詰の原料になったりするビンナガマグロなどがあり、春から初夏にかけて黒潮にのって本県沿岸で漁獲されるようになります。前にもブログに書いた通り、宮崎県の沿岸マグロ延縄の漁獲量は全国1位です!
ビタミンA群やB群を多く含み、特に動脈硬化の予防と高血圧の改善、脳血栓、心筋梗塞の予防に役立つEPA・DHAを多量に含んでいます。
マグロの筋肉内の血管は動脈と静脈が近接しており、体内の熱が逃げるのを防ぎ、体温を海水温より高く保って運動能力の低下を抑えています。そのため、水揚げ後すぐにシメて冷やさないと身焼けして商品価値が下がってしまいます。水揚げ後すぐにシメるのにはこのような大きな意味があるのですね〜。
また、水中を最高で時速90キロ程度で泳ぐことができるそうです!これは魚雷並みのスピードなんだとか!しかし、学術的には証明されておらず、体の表面のやわらかな粘膜が水との抵抗を少なくするためだと考えられているそうです。
マグロは泳ぎを止めると死んでしまいます。皆さんも聞いた事はあるのではないでしょうか?マグロは海中では口と鰓蓋を開けて遊泳し、そこを通り抜け る海水で呼吸しています。泳ぎを止めると窒息するため、たとえ休息時でも止まらず、一生泳ぎ続けます。さらに言うと泳ぎながら寝ているそうです!泳ぐス ピードを遅くするなど、代謝を落とした状態で睡眠の代わりに身体を休息させるのですが、今現在のところ詳しくわかっていないのだそうです。というかそれっ て睡眠なんですかね??休息でもないような・・・。
マグロの「止まると死ぬ」という特徴を私も見習わないといけないなと感じました。仕事と休日の堺がない。そういう人が会社のために、また自分が大きくなるためにという思いが強く、実際にその人たちが会社に貢献している率は少なくはありません。休息ゼロというのはさすがにキビしいですが、念頭において行動をしていこうと思います。
Vol.630 みやざきフレッシュにら
今日はにらです。へぇ〜にらもみやざきブランドなんだ〜と思った方!そうなんです!実際私もそう思いましたから!(笑)
「みやざきフレッシュにら」は、収穫後の品温上昇による品質の低下を防ぐため、蓄冷材を入れた収穫容器を使用しています。
真空予冷施設で予冷した後、保冷輸送を行うため、消費地までのコールドチェーンが確立しており、収穫時の「鮮度」が保たれています。新鮮な状態で出荷できるのです。
また、「情熱みやざき農産産物」認証や、エコファーマーの認定を受けるなど、環境に配慮した生産も行っている野菜です。
「みやざきフレッシュにら」は、「エコ」の切り口に「鮮度」を加えた新たな商品です。
そのため、認定産地では、化学合成農薬を5割以上削減、化学肥料も5割以上削減し、エコファーマーの認定を受けた生産者が、環境に配慮した生産を行っています。
また、「収穫後2時間の品温の上昇をいかに抑えるか」という「にら」の鮮度を保つための大きな課題を、生産者が収穫するときの収穫容器に蓄冷材を入れることにより、消費地までのコールドチェーンを確立しました。
このように、2つの切り口を持つ「みやざきフレッシュにら」は、生産者の真面目な取り組みと、良いものをお届けしたいという情熱から生まれた商品なのです。
たかがにらだろ〜?と思った方!「されど」にらなんです!みやざきブランドに選ばれたからには、何かきっとびっくりするものがあるはずですよ!地球にも消費者にもにもやさしいみやざきフレッシュにら。皆さんの食卓にいかがでしょうか?
Vol.628 初かつおフェア
昼間の陽気がウソと思えるくらい夜が冷え込むので最近鼻水がよくでるようになってしまいました。
この状態から風邪に悪化させないように頑張りたいと思います。
しかし、3月に入って2週間、季節的には春だと言うのにまだまだ寒いですね。
そして、今日は春の話題をひとつ。
宮崎の春の話題のひとつでもある初カツオについて少し書かせていただきます。
まず、カツオは、群れになり餌を追って回遊し、日本沿岸にやってきます。
九州南部に近づくのが2月中旬、四国沖が3月中旬、紀伊半島が4月、伊豆・房総沖が5月と北上を続け、この時期に獲れるカツオを「初かつお」「上りかつお」といいます。
近海かつお一本釣り漁獲量日本一を誇る宮崎県では毎年、この初かつおの時期に「宮崎初かつおフェア」が県内一円の飲食店で行われます。
去年はプレゼントの抽選などが行われてたのですが、今年はどうなんでしょうか?
おいしいカツオを食べて尚且つプレゼントが貰える…なんとも素晴らしいイベントですよね?
去年のイベントが4月3日からだったので今年も4月初めだとは思いますが、みなさんも美味しいカツオを求めてイベントに参加してみてはどうでしょうか?
Vol.627 フレッシュいちご!
あれ前回いちご紹介しなかった?と思った方!はいしました(笑)ただし今回はみやざきブランドの「みやざきフレッシュいちご」の紹介です。
みやざきフレッシュいちごは、収穫後、生産者段階から、エチレン除去装置による鮮度保持処理を行い、製品の予冷・保冷輸送を行っているため、収穫時の「鮮度」が保たれています。
青果物の中でもデリケートないちごは、果実が傷つかないようすることが、新鮮さの決め手となります。このか弱さがいちごっぽいですよね!
そのためには、より低温で扱うことが必要で、気温の上がらない早朝に収穫を行っています。
さらに、青果物等の鮮度低下の一因である「エチレン」を光触媒により分解する、エチレン除去装置を付けた予冷庫を生産者それぞれが設置し、より新鮮さを保つための取り組みを行っています。
エチレンとは植物が発する植物成長ホルモンです。
エチレンにより植物はより熟していきますが、いちごのような青果物では腐敗を進めすぎてしまうことになります。そこで、そのエチレンガスを除去することにより、いちごの腐敗を防ぎ、取れたての鮮度を保つようにします。消費者の口に入る頃にちょうど熟するように調整しているそうです!
生産者や肥料などの生産管理の記録を整備し、残留農薬の検査も行っています。収穫シーズンには、品質・規格選別を徹底するために、生産者が目揃い会を行い、個人格差が無くなるような地道な活動を行うほか、いちごパックに生産者の名前を印刷することで、生産者の責任を明確にし、トレーサビリティの向上を図っています。
なんか後半にいくにつれて難しい言葉が増えてきましたね〜。それだけ生産者の方は消費者の知らない専門知識が必要だという事が伺えますね!
あまり味について紹介されてなかったので、逆に気になっちゃいました!みやざきブランドならそこら辺のいちごと一緒じゃん!ってのはないと思います。機会があったら期待して頂こうと思います!
Vol.626 i Pad
みなさんは「i Pad」ってご存知ですか?
今年の4月にアップル社より発売される新アイテムなのですが、今自分が一番注目しているアイテムなんです。
簡単にいってしまえばi-phoneをそのまま大きくした端末なのですが、大きくなったおかげで画面が見やすかったりタッチ操作が楽になったりしているみたいです。
面白いネタとして、電話としての機能も付いているらしいです。
大きさが大体B5サイズくらいらしいのでそのまんま電話として使用することは出来ず、オプションパーツを付けることで機能を使用することが出来るみたいです。
また、ネットへの接続も可能なのでメールも打てるのですが、メールを打つ際のキーボードもタッチパネルになるそうです。
キーボードをカタカタと打って過してきた自分からすると使いづらいのでは?と思います。
そんな、面白い「i Pad」ですが将来的には教科書代わりとして使用することも考えられているそうです。
小学生や中学生が教室で一斉に「i Pad」を使用する姿は想像すると面白いものがありますが、一番ランクが下のモデルでも5万円ほどする機械が教材として出回るのか?と考えると…正直厳しい感じがしますね。
それに、精密機械なので子供に持たせるのは親としては心臓に悪いです。
さて、日本ではまだ発売日程がわかっていないのですが、発売された際に財布に余裕があれば手を出してみたいなと思います。
みなさんも興味がある方は是非調べてみてください。
Vol.625 甘みのある「新たまねぎ」
今日は「みやざき新たまねぎ」を紹介します。普通のたまねぎとは一味も二味も違いますよ!
みやざき新たまねぎは、宮崎県の冬期でも温暖な気候風土と、豊富な日照時間を生かして育てられ、さらに1月から出荷が可能で、他のどの産地よりも早く市場に出荷されます。日本一出荷の早いたまねぎと言われています!
また、露地で栽培しているので、天候に左右されやすいのです。いくら宮崎と言えど冬場は天候の変化が読めなかったりもするので、農家の皆さんは一時も気が抜けなく、とても苦労しています。
収穫後直ちに出荷するため、貯蔵用とは違って新鮮さは抜群!普段私たちが食べているたまねぎとは一味も二味も違ってみずみずしく甘みがあり、シャキシャキながらも歯触りが柔らかいことからサラダなどの生食に適しています。
みやざき新たまねぎは「葉付き」と「切り玉」の出荷形態をとっており、「葉付き」は年明け早々から3月まで、「切り玉」は3月からの取扱いとなっています。特に葉付きは、「空飛ぶ新たまねぎ」と呼ばれ、期間限定のゆうパックでの販売も行っており、全国に発送しています。年々顧客の増加がみられているそうです。
また、産地では、良質堆肥や肥効調節型肥料の施用によって土づくりに力を入れるとともに、できる限り農薬の使用を減らすことで、甘く歯ごたえのある安全・安心なたまねぎを消費者に届ける努力をしています。
生産者の皆さんには申し訳ないのですが、実を言いますと私は唯一「生のたまねぎ」を好んで食べる事ができません。「火を通したたまねぎ」や「生のねぎ」は食べられるのですが、なぜか生のたまねぎのあのピリピリ感が、舌に受け付けないのです。
でもこのみやざき新たまねぎなら食べられるでしょうか?「生のたまねぎ」が食べられないと先輩に話した事があり、「新たまなら食べられるんじゃない?」と言われた事があります。これを機会にぜひ今度食してみようと思います!実際のところ勇気がいりそうですけどね・・・。
若干私事になりましたが、皆さんも生のみやざき新たまねぎを食べて血液サラサラになりましょう!・・・説得力なくてすいません(笑)
Vol.624 眼鏡を新調しました。
身近なものから、御洒落を心がけようと思い、手始めに眼鏡を購入しました。
昔はかなり高価なイメージだった眼鏡ですが、今では1万円もだせば上等なものが買えます。
そんなわけで、2月に1個のペースで購入していこうと思います。
そして、なぜ眼鏡?かと言いますと。
別にただマニアックなほどに好きだからというだけではありませんよ。
自分は、どちらかというと目が小さい方なので目元のアクセントとして眼鏡は有効アイテムなんです。
目の周りにフレームがくるだけで、まじめに見えたり、おしゃれに見えたりするわけです。
社会人として人と接するので、良い印象をもっていただけるようにと思って眼鏡をかったわけです。
私のような、技術系の仕事では技術さえあればとも思われがちですが、やはりそれなりに身ぎれいにしていないといざ、クライアントさんとあった場合に悪い印象を与えてしまいます。
そうならないように、普段身につけてるものから気を使うというのも社会人として大事なことではなかと思います。
Vol.623 いい味出してる乾しいたけ
今日は出汁のカリスマ「乾しいたけ」について紹介します。この乾しいたけも「みやざき乾しいたけ」としてみやざきブランドに入っています!
原木しいたけは、スギや広葉樹などの林内で栽培されているため、寒さや風、雨などの影響を受けやすくなります。
しいたけは、芽が出た後に乾燥した冷たい風が当たると生長が止まったり、収穫直前に雨に当たったりすると、乾燥しても色が悪くなります。
また、乾燥する際も、しいたけの水分状態や大きさなどで適正な乾燥条件が異なり、間違った条件で乾燥すると色が悪くなります。
そのため生産者は、寒風や雨が当たらないようにしいたけ一つ一つに袋をかけたり、乾燥する際には、しいたけの水分状態等の違いで温度などの乾燥条件を調整したりといろいろな工夫を行っています。
このようにしてできたみやざき乾しいたけは、とても香りが高く、濃厚な味わいになります。出汁取りにピッタリです!
商品ブランド認証基準として、次のような項目が挙げられています。
(1)国産原木を使用した原木栽培であること
(2)「宮崎乾しいたけ安全・安心栽培指針」に基づき栽培されたもの
(3)「乾しいたけトレーサビリティ実施要領」に基づく栽培管理等が記帳されていること
(4)トレーサビリティシステムが確立されていること
(5)JA宮崎経済連の品柄別区分で香信(こうしん)、香菇(こうこ)、冬菇(どんこ)で次の基準を満たすもの
形状:菌傘は全開せず、特有の形状、色沢を有するもの
ヒダ:ヒダの欠け、倒れが少ないもの
香気:しいたけ特有の香気が高いもの
乾燥:水分含有率が13%以下のもの
(6)出荷期間中に月2検体以上の残留農薬検査が実施されていること
となっています。なんか難しいですね〜(笑)味というよりも、管理や見た目の審査が中心になっています。
毎回みやざきブランドを紹介してきて思うのですが、みやざきブランドの審査は厳しいですよね!ただ、その審査を乗り越える事で、消費者に安心・安全で、おいしい農産物を提供する事ができているのです!「みやざきブランドの審査は、消費者との壁」、消費者の皆さんにいいものを提供しよう!と思うことで、生産者の皆さんは壁を簡単に越える事ができているのではないでしょうか。これからもその気持ちを忘れずにがんばってほしいですね!
Vol.622 イラストの話
暖かくなってきたなぁと思ったら急に冷え込みましたね。
みなさんはお腹を壊してたりしませんか?
私はものの見事に壊してしまいました。
さて、そんなお腹痛い状態の私が、本日一番テンションが上がったことを紹介します。
弊社では、資料としてMDNを購読してるのですが、本日届いた4月号にあこがれのワカマツカオリさんのイラストが掲載されてたんですよ。
相変わらず美麗なイラストでテンションが最高潮になりました。
そんなテンションのまんま、イラストを描いたのでブログに載せることにしたのです。
しかし、それだけではただの個人ブログになってしまうので、イラスト関係の小話をすこしお話しさせていただきます。
今現在、世の中にはイラストを専門に仕事をされるイラストレーターと呼ばれる方々がいます。
一概にイラストレーターと呼ばれますが、個々に得意分野や得意なツールがあります。
仕事を依頼される方は、イラストレーターさんの個性を吟味した上で依頼を行います。
なので、売れっ子ではない限りは苦手だからと言ってやりませんとは言えない状態です。
そんなわけで、イラストレーターさんは日夜、個性と技術向上を目指しています。
それは、弊社のスタッフももちろんのことですが、私も大好きなワカマツカオリさんのようなイラストを描けるように日々努力したいと思います。
Vol.621 まるで宝石 サニールージュ
サニールージュはぶどうの一種です。私は宮崎でぶどうの栽培をしているなんて考えたこともなかったのですが、皆さんはどうですか?まぁ今まで紹介してきたものが栽培出来るのなら、ぶどうの栽培も可能なんでしょうかね〜。
昭和52年(1977)に広島県にある果樹試験場安芸津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所ブドウ・カキ 研究拠点)において、「ピオーネ」に「レッドパール」を交雑して育成されたのがサニールージュになります。そのサニールージュの中でもみやざきブランドに認定されたものが「みやざきぶどうサニールージュ」となるのです。サニールージュ自体は宮崎発祥というワケではないんですね〜。日本の産地としては、山梨県や長野県、山形県、岡山県、福岡県などが有名です。
雨の多い宮崎の気候の中で、品質のよいぶどうを生産するために枝の上にトンネル状にビニールをかけて雨を防ぐトンネル栽培を行っています。また、ジベレリン処理により、種なし果実を生産しており、食べやすくしています。
サニールージュの果実の色は美しいルビー色で、甘味は高く、酸味は少なく、大変食味のよいブドウです。皮も剥きやすいのですが、種もないことから皮ごと食べられるそうです。ここまでくると宮崎県民は皮好きとしか思えなくなってきますよね?(笑)
都農町では、このサニールージュを使ったワイン「Sweet Tsuno」が作られています。クリオエキストラクションや氷結ぶどう搾りと言われる、収穫したサニールージュを直ちに凍結させ、氷結したぶどうを搾るという醸造法で作られます。ぶどう果実の香りや味を損なうことなく、自然のままのバランスで果汁を濃縮する方法です。糖度の高い果汁のみ使用して醸造しているので、極甘口で、デザートワインに最適です。サニールージュのブドウの持つ個性を活かしたワイン作りです。
「Sweet」は甘口のワインという意味のほかに、優しい、思いやりのある、親切な、心地の良い、素敵な、大切な、かわいらしい、などの意味があります。そこで、大切な都農、親切な都農という意味を込めて、「Sweet Tsuno」命名されたそうです。
「Sweet Tsuno」どのような思いが込められているのか、ぜひ味わってみたいですね。サニールージュもお忘れなく!