トップページ » Staff Blog » 投稿者別アーカイブ
Staff Blog
Vol.874 夏の人気者カブトムシと触れ合おう!
全国の高校生をはじめ、たくさんの観光客が訪れ、大変盛り上がっていますね。
この調子で、宮崎が活性化するといいですよね。
さて、口蹄疫問題の終息によって、高総文祭をはじめ、宮崎の各地でイベントが行われるようになってきました。
大淀川学習館では、国内外のカブトムシやクワガタムシの生体と標本合わせて、46種、約200匹を展示している「クヌギ林のカブトムシ・クワガタムシ」という特別展を開催しています。
会場内には、生きたままのカブトムシやクワガタムシを放った大型テントがあり、その中で実際に触れて楽しむこともできるそうです。
また、サナギを特別なケースに入れて、成虫になる過程を観察できるコーナーもあるんだとか。
夏休みということもあり、連日、親子連れなどでにぎわっているそうですよ。
期間は、8月31日までで、8月15日にはカブトムシやクワガタムシのすもう大会も開催されます。
入場料も無料なので、親子で訪れてみるのもいいかもしれませんね。
Vol.872 戦国時代の供養塔「六地蔵塔」
昨日から引き続き地味な名所シリーズです。今日紹介する場所は六地蔵塔です。
九州には、戦国時代に戦死者の供養のために建てられたという六地蔵塔が多く建てられています。宮崎にも、2つの六地蔵塔があり、西都市三財にある河原田六地蔵塔と岩崎稲荷六地蔵塔です。
六地蔵塔というのは側面に6体の地蔵像が彫られているという石塔です。仏教では人間は六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)の六つの世界で生まれ変わると考えられています。その輪廻をする修生を救済するのが地蔵菩薩でそのためそれぞれの世界を救済するという意味で6つの地蔵が彫られているわけです。
六地蔵塔を建てることで戦死した人々の魂が救われることを祈ったんですね。昔の人々の信仰の厚さを感じます。
また、この六地蔵塔は場所によっても様々な種類があり長崎には33体や48体もの地蔵が彫られた六地蔵塔もあるようです。そうなるとすでに六地蔵塔とは呼べない気もしますが…。
宮崎の六地蔵塔はメジャーな6面の地蔵塔で、48体のようなパッと興味を引くような魅力はなくとも、両方とも歴史的・芸術的に価値がありそれぞれの味がある地蔵塔です。当時の職人のこだわりが伝わってきます。
華やかな観光地を巡るのもいいですが、このようなちょっとした建造物を巡るというのもなかなか通っぽくて良いのではないでしょうか。ちょっと趣向を変えて宮崎の観光を楽しんでみては?
Vol.871 高校生が宮崎を盛り上げる!
2010年の後半戦ももうすでに1月が終了してしまいますよ……。
1年が過ぎるのは、本当にあっという間ですよね。
99が高校生の頃は1年がとても長く感じられたはずなのですが……。
それだけ毎日が充実しているということなのでしょうか?
ということは、今日のブログに出てくる高校生たちにとっても、この1年は短いのでしょうね。
このブログでも何度か触れた第92回全国高校野球選手権の宮崎代表が決まりました。
宮崎大会の決勝戦で宮崎第一高校を下した延岡学園が今回の宮崎代表です。
延岡学園には、宮崎第一高校を含め、夢半ばで敗れてしまった高校球児たちの分も甲子園で活躍してほしいですね。
さて、夏を迎え盛り上がっている高校生は、運動系の部活動ばかりではありません。
文化系の部活動に所属する高校生にとってのインターハイとも言われる全国高等学校総合文化祭、通称高総文祭が、明後日8月1日から5日までの5日間開催されます。
高総文祭では、全国の高校生が集まり、各部門ごとに発表会やコンクール、展示会をしていきます。
34回目を迎える今年の高総文祭の開催地はなんと、ここ宮崎県なのです。
宮崎県内の施設を利用して全部で24もの部門のイベントが行われることになっています。
さらには、1日目の開会式のあと、宮崎市街地でバトントワリング、カラーガード、マーチングバンドがパレードを行うそうですよ。
高総文祭のために全国からたくさんの高校生や観光客が訪れてくれることでしょう。
口蹄疫の影響で、一時は開催が危ぶまれましたが、無事に開催することが出来るようになって良かったですよね。高総文祭がここのところ元気のない宮崎を活性化するきっかけになってくれることでしょう。
宮崎の内外で活躍することで宮崎を盛り上げてくれる高校生たちに負けないように自分たちも頑張らなければ!と思った99でした。
Vol.870 繁栄と衰退の歴史「古代カルタゴとローマ展」
2日前のブログで高校野球の決勝戦を応援しようと書いたのに、2日も延期になってしまいましたね。
明日、日付が変わってしまったのでもう今日ですね。
今日こそ盛り上がる決勝戦が見られることを期待しましょう。
さて、こちらは日付が変わっていよいよ明日、7月31日から「古代カルタゴとローマ展」が宮崎県総合博物館で開催されます。
この「古代カルタゴとローマ展」は全国の美術館や博物館、合計9ヶ所をまわっているのですが、九州ではここ宮崎でしか開催しません。
また、この展示のメインとなる17枚のモザイク画の中でも「地中海の島々と都市」は世界中で初めて公開されているのです。
これは是非とも行かなければ!という感じですよね。
この展示では、カルタゴの文化を2つに分けて展示しているそうです。
つまり、地中海の都市国家として栄えていた頃の文化と、ローマに滅ぼされて植民都市となってからの文化です。
メインとなっているモザイクは後者の時代の作品です。
モザイクも含めて、後者の時代の作品はローマの文化に強く影響を受けているので、前者の時代の作品とは全く違った雰囲気が楽しめます。
古代都市カルタゴを深く楽しめる今回の展示は9月26日までなので興味を持たれた方は是非とも足を運んでみてください。
Vol.869 島津家発祥の地『祝吉御所跡』
島津家、と言えば薩摩・大隅・日向の三州統一を果たし、その当主は皆優れた能力を発揮し「島津に暗君無し」とまで言われた名家です。あの大河ドラマで有名になった篤姫も島津家の分家出身なんですよ。
そんな島津家発祥の地として伝えられているのがこの「祝吉御所跡」。前に紹介した髪長媛を祭る早水神社から300メートルほどの場所にあります。
鎌倉時代初期、この辺りは島津と呼ばれ全国有数の荘園として知られる島津御荘の中心地でした。島津家の始祖である惟宗忠久はこの場所に御所を構えその地名から島津を名乗りました。それが島津家の始まりだと言われています。
島津家はその後、勢力を伸ばし南九州を統一。さらに明治に至るまでの700年間を統治していきます。関ヶ原の戦いの島津義弘など歴史にも多く名を残しています。
この「祝吉御所跡」には石碑が立つのみですが、そんな歴史を持つ島津家がこの場所から始まったと思うとロマンを感じますね!
Vol.868 只今何メートル?「東京スカイツリー」
現在、建設が進められている東京スカイツリー、今何メートルだと思いますか?
実は、398メートルまでできているんです!完成は634メートルなのであと236メートルですね!ちなみに完成の高さの634は武蔵(むさし=634)と読めて覚えやすいので、みんなにスカイツリーの高さを知ってもらえるということで634メートルになったのだそうです。
スカイツリーは完成すると世界一の高さの自立式鉄塔になります。現在、世界一のタワーはカナダのトロントに立つ「CNタワー」で553.3メートルです。しかし、中国で今建設中の広州タワーが2010年に完成すると世界一の座はこの広州タワーに塗り替えられます。
広州タワーの完成高度は610メートルで、当初のスカイツリーの完成高度予定と同じ高さです。けれど、完成高度が634メートルになったことで2012年の完成時にはさらに記録を塗り替えて、晴れて世界一の座に就くこととなります。
スカイツリーには最先端の技術が使われていて、五重塔の心柱制振など古来の技術も採用されているようですよ。なんだかすごそうですね!ますます楽しみになってきました!
Vol.867 食事から健康を考える店「サンシャインF&C」
今日は天気が崩れて少し肌寒いですね。
体温調節の苦手な99です。
皆さんは気温の変化に対応できていますか?
人間健康が一番ですよね。
皆さんは、マクロビオティックという言葉をご存じでしょうか?
玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品などを主食として、肉類や魚、卵や乳製品を使用せずに、なるべく近隣の地域で収穫された、季節ごとの野菜や穀物、豆類などの農産物、海草類を食べる健康のための食事法のことを言います。
このマクロビオティックは、2007年にがんの発症を抑えるという報告も出ており、世界的にも注目されているんです。
宮崎市にある「株式会社サンシャインF&C」はこのマクロビオティックを実践したランチを提供してくれます。
写真のチキン南蛮のように見えるものも、グルテンを加工したもので、ソースも豆乳を使用して作られたものなのだそうです。
この写真以外にも前菜としてエビフライにしか見えないニンジンの揚げ物が出てきたり、器に凝ってみたりと、見た目にもこだわった料理が次々と出てきました。もちろん、味もばっちり!!
しかし、びっくりなのはこの「サンシャインF&C」。実は、農園での果物の栽培とその果物から作られるジャムや、化粧水の生産がメインのお仕事なんだそうです。
そのため、このすごいランチは完全予約制。
99の感想としては、予約してでも、一度は食べてみる価値ありです!
ちなみに、場所の目印は宮崎刑務所。ものすごいインパクトです。
ランチ以外にも自家栽培した季節の果物を使った手作りスウィーツも食べられるので、興味のある方は一度足を運んでみては?
Vol.866 30年ぶりに復活!「土曜夜市」
夏と言えば縁日ですよね。金魚すくいやヨーヨー釣り、食べ物の屋台が並びます。食い意地の張っている私は俄然食べ物に直行します。こういう場所では何を食べてもおいしいですよね!
そんな話はさておき、先日の24日土曜日に高千穂のがまだせ市場で「土曜夜市」が復活しました。土曜夜市は30年ほど前まで高千穂の横町で行われていたものなんだそうです。
当時はかなり賑わっていたらしく、その賑わいを取り戻そうと市場の直売所の「鬼八の蔵」が企画しました。縁日コーナーやミニビアガーデンが催され、子供たちは金魚すくいやヨーヨー釣り、大人たちはビアガーデンでビールや焼酎を飲みながらミニライブや談笑を楽しんでいたそうです。
土曜夜市は、これから8月21日まで毎週土曜日に開催されます。今年まだ縁日の雰囲気を味わってないという方は行ってみてはどうでしょうか。
余談ですが、がまだせ市場の「がまだせ」とは、高千穂の方言で「がんばろう」という意味なんです。これからにぴったりの言葉ですよね!土曜夜市でかつての賑わいを取り戻していけるといいですね!
Vol.865 高校球児を応援しよう!!
本日7月27日午前0時にようやく口蹄疫についての非常事態宣言が解除されましたね。
第1例発生確認の4月20日から99日、実に3ヶ月に及ぶ口蹄疫の問題がようやく落ち着いていくことでしょう。
もしかしたら、昨日ブログで紹介した「海を渡る祭礼」の御利益かもしれません。
ありがたや。ありがたや。
……と、喜んでばかりもいられません。
非常事態宣言は解除されても、口蹄疫問題が終息したわけではありません。
ワクチン接種地域では、今なお農場の一斉消毒が続けられています。
口蹄疫の完全終息にはもう少し時間が必要なようです。
とはいえ、終息に向けて確実に前進していることがとても嬉しいですよね。
また、非常事態宣言の解除を受けて、これまでずっと無観客試合を続けていた第92回全国高校野球選手権宮崎大会は今日の午前10時から行われた佐土原高校対宮崎第一高校の準決勝から一般客の入場を受け入れを始めました。
今まで、応援をすることが出来なかった鬱憤を晴らすかのように、会場となっているサンマリンスタジアム宮崎には生徒などたくさんの人が詰めかけたそうですよ。
いよいよ明日は、決勝戦です。
宮崎第一高校対延岡学園の争いになりました。
この2校には、敗れてしまった高校の分まで全力を尽くしてほしいですね。
また、応援する人たちもこれまでの分を取り返すくらいの応援で選手たちを盛り上げてくださいね。
99も仕事場で(心の中で)両校を応援しています。
Vol.864 宮崎唯一の名勝「妙国寺庭園」
先日、延岡へ行くついでに日向の細島にある妙国寺庭園に寄ってきました。
細島には古い町並みが残っていてりっぱなお寺や神社があります。細島港は昔、宋や明との貿易の寄港地として栄えたそうで、ここにあるお寺や神社は当時の最先端のものだったんでしょうね。
そんなお寺の一つに妙国寺があります。妙国寺は670年もの歴史を持つ寺で、薩摩阿闍梨日叡上人という人が康永年間に開山したと伝えられています。
何といっても見どころはその境内にある庭園です。この庭園は宮崎で唯一国の名勝に指定されるほどの庭園で、むき出しの岩肌や背後の森林などの自然環境を巧みに利用しています。この築山、池、中島などからなる構造は仏教の世界を表しているとされ、昔は仏教の教えを講義するためにも使われていたと言われています。
行ったのは夕方なのもあって若干薄暗い中での庭園鑑賞でした。今度は、もっと明るいうちに来たいと思います。欲を言うなら、本堂南側の回廊からの景色が最良らしいので、そちらから是非見てみたいですね!