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Staff Blog
Vol.153 朗報!宮崎産のキャビアが食べれる!?
トリュフ、フォアグラと並び、世界三大珍味と称され人気の高いキャビア。そのキャビアの生産が宮崎でも行われていることを、みなさんご存知でしたでしょうか?
小林市出の山公園内にある宮崎県水産試験場小林分場では、民間と協力してキャビアの製造に取り組んでいます。出の山はホタルで有名なことでもわかるように、名水百選にも選ばれるきれいな湧水が湧き出る場所。この水を利用して、小林分場はチョウザメの飼育を始め、ほぼ10年かけて人工授精に成功したのだそうです。また、キャビアが採れるのは当然メスだけなのですが、ここではメスだけを生ませる実験に全国で初めて成功したのだとか。今後、出の山産キャビアは「皇帝の涙」という名前(チョウザメは「皇帝の魚」と呼ばれているため)で売り出されるらしいですよ。先日行われた試食会では、最高級とされているロシア産のものより美味しいという意見もあったといいます。安くて美味しい出の山産キャビアが、みなさんの食卓に上る日も近いのではないでしょうか。
Vol.152 猫?コウモリ?世にも奇妙な「タッカ・シャントリエリ」
見た目ちょっとグロテスクなこの植物、名を「タッカ・シャントリエリ」と申します。別名は「ブラックキャット」。その由来は、花の姿を見ればお分かりになりますよね?黒い花と、長く伸びたヒゲ(のようなもの)はまさにブラックキャット(黒猫)。英名では「コウモリ」だとか「悪魔」というような表現もされているようです。原産地が東南アジアということで、高温多湿を好むのだそう。ですから宮崎でも栽培は充分に可能ですが、冬季は15℃以上を必要とするそうなので、温室があるといいかもしれません。その際は、霧吹きなんかで周囲の湿度を上げてあげるのも効果的だそうですよ。しかしこの花を自宅で栽培している人って、いったいどれくらいいるんでしょう?よっぽどの珍しもの好きな人でなければ、栽培しようとは思わないような気が・・・。私も最初に見かけた時には、その奇妙な姿に思わず後ずさりしてしまったほどですからね(^^;
Vol.151 「シイラ漬け」ってナニ??
宮崎の夏を代表する魚のひとつに、シイラが挙げられます。おでこの出っ張りが特徴的なシイラは、ちょっとグロテスクではありますが、味は一級品!煮ても焼いても刺身でもイケる万能選手であります。
シイラは宮崎では主に、延縄、曳縄、旋網で漁獲されます。近海カツオ一本釣りでカツオと一緒に釣れることも多いのだとか。そしてシイラの漁獲法には、この他にも「シイラ漬け」なるものがあることをご存知でしたでしょうか?シイラには、流木などの浮遊物に集まる習性があります。これを利用したのが「シイラ漬け」で、孟宗竹を束ねて浮かせ、その周りを囲むように網を入れていきます。そしてそこに回遊してきた魚を、網ごと船に取り込むというもの。シイラは宮崎で「マンビキ(万匹)」という別名が付けられていることからも分かるように、大群で回遊するので、獲れる時はカナリの量が獲れるんだそうですよ。
Vol.150 県内初のジャイアンツ公式戦に大盛り上がり!
先日サンマリンスタジアムにて行われた、巨人vs広島を観戦して来ました!・・・とはいっても都合が合わなかったため、実際に試合を見ることができた時間 はほんのちょっとだったんですが・・・。それでも、宮崎にいてはなかなか味わうことの出来ない公式戦のあの雰囲気を体感できただけでも満足でした(^^
今回は12日に行われたダイエーvs西武に続き、県内でキャンプを実施した球団どうしの対戦となりました。しかも巨人の公式戦は県内初!そりゃあ否が応でも盛り上がりますよ。3万人の観客で埋まったスタンドには、鮮やかなオレンジと赤のメガホンが元気よく踊っていました。試合の方はというと、8対1という大差で広島の勝利。初回に先頭打者ホームランを浴び、打線も8回まで0点に抑えられるという、巨人ファンにはかなり消化不良な試合となってしまったのではないでしょうか。私としても残念ではありましたが、一シーズンに県内で公式戦が二試合開催されるのは昭和48年以来のことらしいですから、今回二試合とも観戦できたというだけでも幸せ者ですよね(T-T)
Vol.149 ご存知でしたか?蝶の数え方
今週は、梅雨入り前の貴重な晴れ間となりました。宮崎ではここのところ、外に出ないともったいないような、いいお天気が続いていますよね。表を散歩すれば、春の草花や虫達に出会えるチャンスがいっぱいです。私も先日訪れたフラワーフェスタでは美しい花々と一緒に、それに群がるたくさんの蝶を見て楽しんで きました。
さて、今日はこの蝶についてのちょっとした雑学をご紹介いたします。みなさんは蝶を数える時の単位には何を使いますか?大抵の方は「匹」で数えるのではないでしょうか。しか〜し!正式には「頭」で数えるものなんだそうですよ。これは、英語で生物の個体を「head」で数えるのを日本 語に訳す際、「頭」と直訳したことに始まるのだとか。他にも、標本で頭部が無いものは欠陥品であるため、頭の数を数えるようになったから、なんて説もあるそうです。
蝶以外にも、うさぎの「羽」や寿司の「カン」など、日本独特のいろんな数え方がありますよね。みなさんも珍しい数え方やその由来を調べてみてください。きっと面白い発見があるはずですよ!
Vol.148 知れば煩悩が消える!? 数珠の豆知識
「人間の煩悩は108つ」というのは、みなさんも聞いたことがあるでしょう。では、お葬式や墓参りなどの時に手にする「数珠」の珠の数も108つだとい うことはご存知でしたか?数珠は元々、珠を使って念仏を唱える回数を数えることから発生したものです。そのため、数珠の珠の数は基本的に108個とされています。でも108個もの玉でできた数珠となると、なかなか重くなってしまいます。そこで最近では、その半分の54個、1/3の27個といったように珠の数が少なく、片手で扱えるものが主流となっています。また、材質もプラスチックやガラス、木の実、象牙、翡翠・・・とさまざま。値段も数千円のものから、 モノによっては100万円(!)を超えるものまで、ずいぶん幅があるようです。・・・が、大切なのは故人や仏様に対する心持ちだと思います。数珠の値段がいくらであろうと関係ありませんし、葬式や法事の際に数珠を持っていなくても、失礼になるというものではありませんのでご安心を。
Vol.147 粘土の人形「土偶」はナゾだらけ
日本の遺跡からは、土をこねて焼き上げた「土偶」が数多く出土しています。写真のものは、高千穂町陣内遺跡から出土した土偶のレプリカです。土偶は東日本に多く、西日本には少ないようで、この土偶は県内で唯一出土したものなのだそう。それでも九州では比較的多く出土しており、特に阿蘇外輪山を取り囲む地域では多く見られるそうですよ。
写真の土偶もそうですが、土偶は頭や手足が欠けた状態で出土することがほとんどのようですね。完全な形の土偶は、ほんのわずかしか現存していません。このことから、事故や病気などの災難を引き受けてもらうための身代わりとして使われたのだという説もあるそうですが、実際のところはナゾのまま。そしてもうひとつ不思議なのが、あれほど繊細な土器が作れる縄文人であれば写実的な表現ができないはずはないのに、抽象的なものばかりを作り続けたということ。一体どんな意味が込められているのか、とっても興味深いですよね。私も土偶について調べているうちに、この不思議な魅力にとりつかれてしまいました(^^;
Vol.146 あの「ぐんけい」が中央通りにオープン(予定)!
宮崎の「うまいもの」といえば、やっぱり地鶏の炭火焼!ですよね。県内には地鶏の炭火焼きのお店が多く、観光客や地元の常連客に親しまれています。その中にあって、特に多くの地鶏ファンでいつも賑わっているお店があります。その名も「ぐんけい」。ぐんけいでは宮崎を代表する地鶏「みやざき地鶏」を自家農場で育て、その日のうちに調理して食べさせてくれます。特に人気なのは、唐辛子と柚子の香りが調和した自家製薬味・柚子胡椒を添えた「山地どりのもも焼き」。炭火の炎で一気に焼き上げることで、炭の香りとジューシーな味わいが楽しめます。
この「ぐんけい」が、花ヶ島本店、清武店に続き、中央通り店もオープンするそうです!開店日はまだ未定ですが、来月あたりを予定しているとのこと。繁華街への進出ということで、中央通り店も人気店となること間違いナシ!
Vol.145 日本全国に250基以上!若山牧水の歌碑
東郷町が産んだ歌人・若山牧水。ご存知のとおり、彼は数多くの秀歌を遺しております。そして全国を旅して回った牧水のゆかりの地には歌碑が建てられています。その数は、全国で250基以上にものぼるんだそうですよ。写真は、昭和62年に科学技術館の開館を記念して敷地内に建立されたものです。書かれた字は、牧水の真筆(大正14年)なのだとか。ここに刻まれた歌は、
「わか竹の 伸びゆくごとく 子どもらよ 眞すぐにのばせ 身をたましひを」
というもの。牧水が自分の四人の子どもにあてた歌だといいます。宮崎市は、明日を担う子どもたちの健やかな成長を願い、この歌碑を建設しました。牧水の生まれ故郷・東郷町坪谷にある坪谷中学校にも、これと同じ歌が刻まれた歌碑があるそうです。あなたの住む家の近くにも、牧水の歌碑があるかもしれませんよ。
Vol.144 太陽が大好き!アフリカ生まれのガザニア
キク科の植物で、ガザニアという花をご存知でしょうか。この花は鮮やかな花色のものが多く、フラワーフェスタでもその目の覚めるようなオレンジ色が、ひときわ目を引きました。ガザニアは、花径7〜8センチの美しい花をつける南アフリカ原産の花。赤、黄、白、ピンクなど様々な色があり、花びらのつけ根部分には模様が入っています(コントラストがはっきりしているのが何となくアフリカっぽい・・・?)。その形が勲章に似ていることから、日本では「クンショウギク」という別名もつけられているようです。また、ガザニアは太陽が大好きで、花が開くのは晴天の日の日中のみなのだとか。曇りや雨、夜などには咲かないんだそうですよ。さんさんと太陽の光が降り注ぐ宮崎で栽培するには、うってつけの花ですよね!・・・でも高温多湿にはあまり強くないらしいので、梅雨時の管理には気をつけましょう。