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Staff Blog
Vol.404 宮崎の地名あれこれ
私が宮崎から都城へと車を走らせるたび、いつも気になっていたことがありました。ソレは…「飯起」という何とも不思議な地名のことです。国道269号線を走っていると目に入るこの地名は都城市(旧山之口町)にあるもので、どうやら「いぼこり」と読むらしいのです。「いぼこり」という響きも奇妙ですし、どうやったらそんな読みになるのかと、思わず興味をそそられてしまうわけです。これは由来を調べて是非ともこの雑学道で紹介しなければ!…と思っていたのですが、今のところ、きちんとした由来が解っておりません(・ω・;)情報求ム!
同じ都城に、桜の名所として有名な「母智丘(もちお)」という地名もありますが、これもきっと県外では読める方は少ないでしょうね(ちなみに「都城」は島津家11代240年間の居城であった「都之城」が地名の由来です)。他には川南に「トロントロン」という面白い地名もありますが、泉から水が湧き出る音がそう聞こえたことから付けられたというのはご存知の方も多いかもしれません。また、高千穂や高原などはやはり神話に由来する地名が多かったりするようです。
ちなみに、日本人の名字は地名に由来するものも多いのですが、宮崎県には全国的に見て珍しい名字が多いと言われています。ということは、宮崎は地名も珍しいものが多いのかもしれませんね。しかし最近では、市町村合併等で歴史ある古い地名が消え、ひらがなやカタカナを使ったものなど斬新な地名が付けられたりすることも多いですよね。個人的には、昔からある地名はなるべく大事に残しておいて欲しいなぁ
Vol.375 長寿の滝でリフレッシュ!
あなたは「高千穂町」と言われて、何が思い浮かびますか?宮崎県民の大半が頭に浮かべるのは「高千穂峡」と、そこに「真名井の滝」が豪快に流れ落ちる風景ではないでしょうか。柱状節理の素晴らしい懸崖から降り注ぎ、荘厳で神秘的な雰囲気を醸し出す真名井の滝は、高千穂町のシンボルといえるものです。
しかし!高千穂には真名井の滝以外にも、まだまだたくさんの魅力的な滝があるのです。先日私が見てきたのは、県道7号線を大分県境付近まで北上したところに位置する「常光寺の滝」。標高1757mの祖母山から湧出する自然水が創り出す滝です。その昔、この清水を愛飲していた住職が大変長生きしたと伝えられており、別名「長寿の滝」とも呼ばれているのだとか。手付かずの自然が多く残り、紅葉が色づく頃の景観は見事なのだそうで、毎年多くの人で賑わうようです。ウネウネと細い山道をしばらく走らないと辿り着けませんが、きっとそれだけの価値がある美景なのでしょうね^^
これからの時期は、真名井の滝や竜ヶ岩の滝などと一緒に、紅葉を楽しんで回るのもいいかもしれません。私が訪れた時はまだ夏の盛りだったので紅葉にはまだちょっと早かったですが、涼感たっぷり、マイナスイオン発生しまくりで身体の芯からリフレッシュできた気分で最高でした!
Vol.345 青島の成人式「海を渡る祭礼」
先月29・30日の二日間にかけて、青島神社の夏祭り「海を渡る祭礼」が行われました。毎年7月最後の土・日曜日に行われる祭りで、青島神社の祭神である彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)が、海に帰った豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)に会いに行く浜下りが始まりなのだそう。御祭神の御霊を神輿に乗せて海積宮にお連れするまでが、この祭りで再現されます。大変古い歴史があるお祭りなのですが、まだ一度も見たことのない私は、一体どんなものかと初日の 29日に見に行って参りました!
青島神社を朝8時に出発した神輿は、青島の町内を練り歩きながら白浜海水浴場へと向かいます。真夏の炎天下でフラフラになりながらも威勢良く神輿を担ぐ、担ぎ手の若者たちに近隣の方々もバケツやホースで水をかけつつ声援を送っていました。白浜海水浴場では、神輿をぐるぐると勢いよく回す「暴れ」を行ったあと海へ入り、神輿と担ぎ手が船に乗ると、そのまま青島海水浴場へと向かって行きました。
実はこの祭り、青島地区の23歳になる男衆が主催して暴れみこしを担ぎ、祭りを成功させて一人前とされることから“成人式”の意味合いもあるそうです。しかし近年の少子化に伴い、担ぎ手が減っているのが悩みなのだそう。この伝統ある祭りを、何としても守り続けていって欲しいものですよね。
ちなみに、この日カメラを片手にずっと神輿に付いて歩いた私も、クタクタに疲れて汗がグッショリ。担ぎ手の皆さんと一緒にみそぎを受けたような気分でした(-д-;
Vol.338 熱戦!ムクドリvs高千穂通り
夜の高千穂通りを歩いていて、気になることがありませんか?そう、騒がしいほどの鳥の鳴き声!夕方になると集まってきて、一晩中さえずり続けるムクドリが数年前から問題になっていますよね。この人の話し声もかき消すほどの騒音に加え、歩道やベンチにまき散らかされたフンも、宮崎中心市街地の景観を損ねてしまっています。
そこで今月3日、特に被害の多い宮崎中央郵便局周辺に設置されたのが、新型の防鳥ネットです!農作物をカラスなどから守るために農家で用いられている、網目の小さいネットなのだそうで、今はこれがクスノキをスッポリと覆っています(写真ではちょっと分かりづらいですが、赤いネットが張られています)。ムクドリはネットに引っかかるのを警戒してほとんど寄り付かないそうで、成果は上々のようです。設置一週間後のムクドリの数、路面のフンの量を調べても、明らかに被害が減少していることが確認できたのだとか。
しかしこれまでにも木酢液を枝に吊るしたり、スピーカーでムクドリの嫌がる音を流したりと様々な対策を練ってきていましたよね。にも関わらず、今もなお深刻な被害状況を見ると、今回の策もやっぱり抜本的な対策とはならないのかなぁ…!?
Vol.333 宮崎の地を踏んだW杯のスター達
世界中の人々が待ち望んでいた、この時がついにやって参りました!サッカー・ワールドカップがいよいよ開幕です!サッカー好きも、そうでない人も、否が応でも気分が高揚してしまうこの独特の雰囲気を4年ぶりに味わえることを嬉しく思います(T-T)
今年のW杯の開催地は皆さんご存知のとおり、ドイツであります。ドイツチームといえば、前回の2002年日韓大会では宮崎のシーガイアでキャンプを行った ことが思い出されますよね。この時はスウェーデンも宮崎総合運動公園をキャンプ地としましたが、宮崎でキャンプを張ったドイツ・スウェーデンの両チームが共に決勝トーナメントに進出したというのは、宮崎県民として嬉しかったものです。ちなみに上の写真は総合運動公園に設置されているスウェーデンチームの記念碑で、当時の監督・選手のサインや、チームの戦績が刻まれています。また、この近くの都市公園総合事務所内にはドイツ・スウェーデンの監督と選手のサインボールや、応援はっぴ、ガイドブックなどが展示してありますので、興味のある方は是非見てみましょう!
しかし現在も活躍するスター選手である、ドイツのカーンやバラック、スウェーデンのラーションやイブラヒモビッチらがこの宮崎に滞在していたというのは、何だか今でも信じられない感じがしますよね(^-^;
Vol.328 GWは自然いっぱいの牧水公園で!
歌人・若山牧水の生誕地である日向市東郷町。牧水の生家がある坪谷地区には、牧水を記念して作られた「牧水公園」があります。園内には多目的研修施設「ふるさとの家」の他、コテージやテニスコート、パターゴルフ、水車小屋、河川プールなどなど…たくさんの施設で大人から子どもまで楽しめる魅力的なス ポットなのです。
先日、私も初めて訪れたのですが、その日はツツジの花が一面に咲き誇り、何とも素晴らしい景観を見せてくれました。実は後から知ったのですが、牧水公園は現在開催中の「みやざきフラワーフェスタ2006」のサブ会場となっているんです。期間中は7種類、約3万本が花を咲かせているのだとか。「牧水公園つつじ祭り」として様々なイベントで盛り上がったのは、私が訪れた日のちょうど前日の4月23日だったとのことで、 ちょっと悔しい思いをしました(T‐T) それでも気持ち良く晴れ渡った春の陽射しの下、たくさんの綺麗な花々に囲まれているだけで幸せな気持ちになれました。ゴールデンウィークに家族で遊びに行くには、ピッタリの観光スポットですよ!
Vol.322 天満橋、いよいよ開通!
大淀川を挟む、宮崎市大坪町と松橋を結ぶ新しい橋「天満橋」が3月27日、いよいよ開通となります!その直前の土日となる25・26日の両日は、開通記念プレイベントが開催されています。ダンスやバンド演奏などのステージイベントの他、夜には廃油キャンドルを入れた竹筒によるライトアップなどで盛り上がりを見せています。堂々と橋の真ん中を歩く機会なんて、このイベントを逃がすとおそらくもう無いでしょうから、みなさん急いで出掛けましょう!
この天満橋は、長さ607m、幅25mのコンクリート製で、大淀川に架かる市内の橋の中では、一ッ葉大橋に次ぐ長さなのだそうです。また、地形的な関係で他の橋と比べて高い位置に架けられているとのこと。なるほど、確かに橋上からの見晴らしはいいように思えました。そして、その橋からの素晴らしい景色を楽しんでもらえるよう、4ヶ所にバルコニーが設置してあるのも天満橋の特徴のひとつ。さらに、歩行者のためだけの照明が設けられていたりと、「人を中心とした橋」をコンセプトとした天満橋らしい設計にも感心させられます。
しかし私にとっては、天満橋の開通で、毎朝イライラさせられている通勤時間の渋滞が少しでも解消されるであろうことが何よりも嬉しいことかな(^^
Vol.317 「えびすさんまつり」で、はしご酒!
2月10日の夕刻のこと。高千穂通りを歩いていると、一番街の方から「ドンドコドンドコ…」何やら太鼓の音が聞こえてきました。何事かと近づいてみると、そこには特設ステージと、周囲には多くの人だかりが。この日は「えびすさんまつり」なるイベントが開催されていたのでした。
このイベントは 「はしご酒大会」で、ニシタチ近辺の指定された5店舗を90分間で“はしご”するスタンプラリー。3,000円でチケットが販売され、これが5軒のパスチケットとなります(写真:スタート前のチケット販売所には大勢の人が!)。参加店舗は120店で、スタンプラリーのコースは全部で20コースあったのだそう。まだ仕事中だった私は参加することは出来ませんでしたが、週末の夜を存分に楽しもうとチケットを買い求める参加者の表情を見ていると、こっちも楽しい気分になりました(^^
太鼓演奏で幕を開けたステージイベントは、ダンスパフォーマンスやバンドライブなどで盛り上がりました。さらには青竹に焼酎を入れて焚き火で燗をつける「かっぽ酒」や、豚汁のふるまいもあって(かっぽ酒でスタート前から既にできあがっちゃってる人もチラホラ…!?)この日のニシタチ周辺は大変賑わっていました。中心市街地を活気溢れる魅力的な街にするためにも、こういうイベントはこれからも積極的に行なってもらいたいものですよね!
Vol.312 県都・宮崎市が新たなスタート!
今月1日、新宮崎市、新都城市、美郷町の誕生によって合併元年がスタートしました。これで我が町・宮崎市の人口はおよそ36万8,000人となったそうです。新宮崎市は、宮崎市と佐土原、高岡、田野町の編入合併だったわけですが、ご存知のようにこれまでにも幾度となく合併が繰り返されながら、現在の宮崎市となったのです。
宮崎市は、大正13年4月1日に宮崎郡宮崎町、大淀町、大宮村の廃置処分を行って市制を施工し、誕生しました。当時は面積 45.15平方キロメートル、人口42,920人の田園都市だったといいます。その後、昭和7年に檍村、昭和18年に赤江町、そして昭和26年には瓜生野、木花、青島、倉岡村を編入合併し、発展を続けました。さらには昭和32年に住吉村、昭和38年には生目村を編入合併したのだそうです。どれも市内に今 でも残っていて馴染みのある地名ですが、昭和50年代生まれの私には、以前はこれらが別の町村だったというのはちょっと不思議な感じがしますね。
ちなみに“宮崎市”の名前は、神武天皇の宮居があったことに由来し、「みや」は、敬称による貴人の住居のことであり、「宮の先、宮のあたりにある」という意味からついたのだとか。日向(=日に向かう地、日の当たる国)というのもありがたい地名ですけど、「宮崎」もなかなか格調高い名前だったんですねぇ^^
Vol.306 宮崎を食べよう!食と農の祭典2005
先月27日に開催された「情熱!みやざき 食と農の祭典2005」。みなさんは足を運ばれたでしょうか?県民の農業への理解を深め、地産地消、食育、健康の重要性を訴えることを目的として、フローランテ宮崎にて開催されました。
良く晴れた日曜日だったので、来場者もかなり多かったようです。特に家族連れが目立ったように思いますが、それもそのはず。親子が対象のクイズラリーや、 ステージイベントのキャラクターショーなどの家族で楽しめる企画が盛りだくさんでした。他にも、宮崎県産のお米と農畜産物などの豊かな食材を使ったお弁当 のアイディアを競う「みやざきどれどれお弁当コンテスト」や、高校生による学校対抗クッキングバトルなどで盛り上がりました。
そして私が何より 楽しみにしていたのは試食コーナー!牛乳の試飲やクレープの配布など、長〜く続いた行列に並びながらゲットしました(^^)v もちろん販売コーナーも、さまざまな食品が普段では考えられないような安い値段で販売されており、大盛況でしたよ。お腹いっぱい宮崎が味わえる、欲張りな 私には大変嬉しいイベントでした!