トップページ » Staff Blog » 投稿者別アーカイブ
Staff Blog
Vol.1020 「やなせたかしの世界展」を見るべし!!
30代の私と同世代の方や、それより下の年代の皆さんなら、きっと幼い頃からこの作品に慣れ親しんできたのではないでしょうか。「アンパンマン」でおなじみ、やなせたかしさんの「やなせたかしの世界展」に行ってきました。
会場には子連れの家族でいっぱい。アンパンマンの原画や絵本、記念写真や折り紙コーナーなどなど…アンパンマンが好きな子どもたちの喜びそうな展示内容となっていました。
…が!それだけではありません。実は、やなせ先生は詩人としての顔も持っているのです。その詩も展示されており、感銘を受ける作品が数多くありました。ちなみにあの有名な「手のひらを太陽に」の作詞も、やなせ先生によるものなんですよ。知ってました?
さらには三越の宣伝部でグラフィックデザイナーをしていた時には包装紙のレタリングを手掛けていたり、編集長をしていた雑誌「詩とメルヘン」の表紙を毎回描いていたりと、いま私たちが行っているデザイン業とも非常に近い仕事もされていたようです。
これまで知らなかった、「アンパンマン」だけではない、やなせ先生の様々な作品を見られる絶好の機会ではないでしょうか。アンパンマン世代の方も、そうでない方も、訪れればきっと多くの刺激を受けられる内容となっていると思います!
Vol.1006 こどもの日恒例!潮干狩り大会
ちょっと前の話題になるのですが、皆さんはどのようにゴールデンウィークを過ごされましたか?…と、聞いている私自身、そう聞かれると困るくらい何もせずにほとんど自宅でゴロゴロと過ごしていたわけですが(汗)
そんな私が今年のゴールデンウィークで唯一、遊びに出掛けたのが、加江田川河口での潮干狩りでした。
加江田川河口の潮干狩り大会は、毎年5月5日に開催されています。実は私、この潮干狩り大会には昨年も訪れており、今年は二回目。今年はちょっと早めに出掛けたのですが、それでも着いた時には既に沢山の人で賑わっていました。そして開始時刻の11時になった途端、それまで入ることが出来なくなっていた場所が解放され、待っていた大勢の人は一気に走り出し、潮干狩り開始!
私は二回目だけあって今回はいろいろと学習し、全身ズブ濡れになっても構わない格好で挑みました。その甲斐あって、ホラ、今年はこんな気合の入った採り方が出来ました(笑)
開始から二時間もすると、アサリは大勢の人によって採り尽くされ、潮干狩り終了ー。大漁とまではいかなかったですが、我が家二人で食べるには充分な量で、この晩パエリヤとボンゴレビアンコとなって美味しく頂きました!来年以降も、きっと我が家の恒例行事として参加させて頂くことになると思います!!
Vol.997 春の行楽は“いちご狩り”へ!!
3月も半ばになり、随分暖かくて過ごしやすい気候になってきました。こんな日には行楽に出かけよう!って気分になりますよね。でも近場の行楽地はほとんど行ったことのある場所ばかりだったり、どこへ行こうか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたには“いちご狩り”をオススメします!!
実際、私も「今日は休日で天気がいいんだけど、どこ行こう??」と考えていたんです。そこでふと思いついたのが、いちご狩りで、早速インターネットで検索。そこで得た情報を基に訪れたのが、日南市北郷町の「南いちご農園」さんです。
「一時間食べ放題プラン」に惹かれてやって来た私は、お腹いっぱい食べる気満々で受付に向かうと…「今日はお客さんが多いため、食べ放題プランはやっていません」とのこと。ちょっとガッカリしつつも、農園の方の説明を受けて、いざ、いちご狩り!
さすがにこの日はお客さんが多かったということもあり、真っ赤に熟したいちごは若干少なめ。でも広いビニルハウスの中で、美味しそうに実ったいちごを宝探し感覚で見つけるのも、また楽しいものです。子どもを連れて来たら喜ぶだろうし、楽しさも倍増だろうなぁと妄想したり。子ども居ないですけど。
そうして摘んだいちごがコチラ。どれも真っ赤で美味しそうでしょう?スッキリした甘みのある「さがほのか」なんですが、採れたてのいちごはやっぱり美味しい!もちろん、自分で頑張って摘んだということ、青い空の下(ビニルハウスの中ですが…)で食べるということが、より美味しくさせているんでしょうね。
食べ放題プランではなかったものの、お腹いっぱい食べることが出来、半分くらいは持ち帰ったのですが、それでも食べ放題プランの料金よりも安くで済んじゃいました。一度はガッカリしましたが、結果オーライで大満足でした(笑)
いちご狩りに興味を持たれた方は、是非チャレンジしてみてはいかがですか?農園にもよるかと思いますが、県内はだいたいどこも5月くらいまでやっているみたいです。
あ、予約が必要なところもあるようなので、一度電話をしてから出かけた方が良いかもしれませんよ!
Vol.988 革新の舞台 関門海峡
このブログでは、いつも宮崎のことを紹介している私ですが、今回はちょっと足を延ばして山口県下関市を訪れた際のことを書かせて頂きます。下関といえば、ふぐ?巌流島?いえいえ、下関の観光で今が旬なのは当然「みもすそ川公園」でしょう!
「みもすそ川公園」と聞いてもピンと来ない方も多いかもしれませんが、この公園がある「壇ノ浦」という地名ならば誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。そう、ここは源平最後の合戦「壇ノ浦の戦い」が繰り広げられた場所なのです!
で、何故ここが今最も旬な観光地かと申しますと、今年の大河ドラマは『平清盛』ではないですか。といっても今日から放送開始なので、ちょっとフライング気味ではあるのですが…これから観光客が増えること間違いナシのスポットですよね。
公園内には源義経と平知盛の像が設置されています。義経はあの有名な「八艘跳び」をしている姿、知盛は錨を担いだ姿となっています。ちなみにこの像は2005年に大河ドラマ「義経」が放送された頃に設置されたものなのだそうで、側には出演者の手形モニュメントも設置されていました。
そしてその像のすぐ横には、4つの砲台が並んでいます。ここは幕末の攘夷戦で外国船を砲撃した砲台跡でもあるそうで、これらはその「長州砲」のレプリカなんです。
源平合戦に攘夷戦。武士の始まりも、武士の終わりも、この下関で起きたことが起因しているんです。今、自分が立っているこの場所が、日本の歴史を大きく転換させた地なのだと考えると、ちょっと身震いする思いでした。
Vol.978 宮崎の畜産 応援イベント!
10月15日、都城地域家畜市場にて開催された、「第56回宮崎県畜産共進会 畜産まつり」に行って来ました!これは2年に一度開催されているイベントで、私も前々から存在を知りつつも行けずにいたイベントでありましたが、今回ようやく初参戦と相成りました。
当日はあいにくの雨模様だったにも関わらず、私が着いた時には既に駐車場がいっぱいに!さすが2年に一度の大イベント…。
そして会場に着くと、入場前に靴の底の消毒、手の消毒、さらには全身を消毒…と徹底した防疫対策。やはり口蹄疫が発生してから初めての畜産まつりとなるだけに、この辺の対策はより強化されたそうです。
この日開催されたのは、宮崎県畜産共進会「種畜の部」で、県内の畜産農家が育てた繁殖用の雌牛や雌馬の飼育技術を競うもの。場内にはたくさんの立派な牛や馬たちが集まり、普段あまり目にすることの出来ない、なかなか迫力ある光景でしたよ!
そして付帯事業として催されたのが「畜産まつり」であり、農畜産物の試食や販売、焼肉フェスタ、ふれあい牧場コーナーなどなど、様々なイベントが用意されていました。実は私の目的もメインはこちらだったりして…ちゃっかりふるまい牛乳鍋をご馳走になりました!雨で少し冷えた身体が温まり、本当に美味しかった!!
そんなこんなで、宮崎県を支える畜産業を「見て」「食べて」知ることが出来る、盛りだくさんのイベントでした。また次に開催される2年後も、今度は防疫対策用の“マイ長靴”を持参して、是非訪れたいと思います!
Vol.969 ゲゲゲなイベント、開催中
皆さんはもう行かれましたでしょうか?みやざきアートセンターで開催中の「水木しげるとゲゲゲの妖怪たち展」。この夏休みは連日、家族連れなどで賑わっているようです。そこそこいい年したオッサンである私も、たくさんの子どもたちに紛れて楽しんで参りました。
今回の展覧会では、水木しげるさんの描く「ゲゲゲの鬼太郎」等の漫画に登場する妖怪たちが、パネルや模型で楽しく分かりやすく紹介されています。
「鬼太郎のお父さんって、こんな顔してたの!?」と初めて知る事実に驚嘆したり、「ぬりかべって福岡出身なの!?」と、同じ九州人(?)であることに妙な親近感を覚えたり…。子どもだけでなく、大人も充分楽しめる内容となっています。
いや、子ども以上に大人の方が楽しんでいたかもしれません。子ども達はリアルすぎる妖怪の模型や、突然吹き出す風圧などの仕掛けに、恐がって先を急いでいました(笑)
会場では鬼太郎に登場する妖怪だけでなく、宮崎県に伝わる妖怪についても紹介されており、興味深いものでした。宮崎には、紙を忘れて便所に行くと尻を拭いてくれる「セッチンババ」なる愉快で親切な妖怪もいるそうですよ(笑)
こんなにたくさんの妖怪を見ていると、人間の理解を超える様々な現象を全て妖怪のしわざと考える、昔の人々の想像力の豊かさに感心させられます。
…と言っても、妖怪が想像上のもので実際には存在しない、なんてことは誰も言い切れないですよね。少なくとも私は、一反もめんに乗って空飛ぶことを今でも夢見てるオッサンです。
Vol.959 日本のグラフィックデザインを楽しもう
今このホームページをご覧になっている方は、だいたいご存知かとは思いますが、私達がやっているお仕事は「デザイン業」であります。ポスターやチラシ等の広告、ロゴ、商品パッケージ、ウェブサイト等々…視覚による情報伝達を目的としたデザインを日々造り続けております。
このような平面上に文字や画像をレイアウトするデザインを「グラフィックデザイン」と呼びますが、日本のグラフィックデザインはレベルが高く、世界的にも大変評価されているものなのだそうですよ。
そんな日本の優れたグラフィックデザインを集めた「日本のグラフィックデザイン2008-2010展」が宮崎県立美術館で開催されました。このような業界にいる人間としては必見のイベントだと思い、私も先日観に行って来ました。
展示作品はどれもクオリティが高く、大いに刺激を受けるものばかり。やはりデザインというものは技術うんぬんよりもアイディアが重要なんだよなぁ、と実感させられる面白い着眼点や独創的な発想の作品の数々に、感心させられっぱなしでした。
私は昨年、東京ミッドタウン・デザインハブで催された「日本のグラフィックデザイン2010」も観てきたのですが、その際に目にした作品も今回多数展示されていました。東京で見た時には「こんなイベントがしょっちゅう催されている東京が羨ましい!」と感じていた自分としては、そこで見た作品と再び出会えるイベントが宮崎で開催されたことは非常に嬉しかったです。
県立美術館での開催はすでに先週で終わってしまったのですが…ここで朗報。今年も東京ミッドタウン・デザインハブにて6月10日より、企画展「日本のグラフィックデザイン2011」が始まっているそうですよ!東京近郊にお住まいの方、もしくは東京へ行かれる機会のある方は是非足を運びましょう。デザイン等に関わっている同業者でなくても、充分楽しめる内容になっているハズです!
Vol.949 花立公園は花ざかり?
今年もまたまた始まりましたね、「みやざきフラワーフェスタ」!!今年はメイン会場である、こどものくにはもちろんのこと、県内に150ヶ所以上もあるという会場を出来る限り見て回ってやろうと企んでいる私です。
というわけで、まずは「おすすめ10会場」のうちの一つ、日南市の花立公園を訪れてみました。花の開花時期を追いかけるべく、まずは南から攻めて行こうという魂胆です。「例年3月中旬からが見頃で、ソメイヨシノなど一万本が咲き誇り、山全体をピンク色に染める」との前情報を得て、いざ!花立公園へ…!!
…写真を見ていただければお分かりでしょうが、桜はやっと咲き始めってところでした(苦笑) 私が訪れたのは3月27日だったのですが、開花が遅れ気味な今年は、まだ花見客もまばらでした。とりあえずシートを敷いて座り、花見気分を味わおうと試みるも、若干肌寒くて程無く退散、というちょっと残念な結果に…。
私が訪れた日はこんな感じでしたが、今頃はおそらく丁度見頃を迎えているのではないでしょうか?今週末は是非、私が見られなかった辺り一面に咲き誇る一万本の桜を見に、花立公園に出かけてみてください!
Vol.941 宮崎を元気に!TAKE ACTION in 宮崎
昨日(…というか今日未明)は、日本中が歓喜の渦に包まれましたね!何のことって、もちろんサッカー日本代表のアジアカップ優勝ですよ。私も自宅のテレビにかぶりつきで応援していましたし、多くの日本国民が今日は寝不足、もしくは「起きたらもうお昼!」って感じだったのではないでしょうか(笑)
さて、そんなサッカーファンにはたまらないイベントが先日、宮崎で開催されました。その名も「TAKE ACTION in 宮崎」。全国ニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いかと思いますが、これはサッカー元日本代表の中田英寿さんが代表理事を務めるTAKE ACTION FOUNDATIONの活動の一環で、TAKE ACTION F.C.と宮崎県社会人チームのホンダロックSCによるチャリティーマッチです。
私もこの機会を逃がす手はないと思い、チケットを購入したのですが、さすがに中田英寿さんをはじめ多くのスター選手が出場するだけあって、良い席はすぐに完売。私がチケットを取れたのはバックスタンド芝生席でしたが、運良くいい場所を陣取れたため、素晴らしい試合を間近で観戦することが出来て本当に感動でした!
ちなみに会場周辺では約40店舗が並ぶ物産展が催され、こちらも多くの人で賑わっていました。もちろん私も試合前にコチラで腹ごしらえして観戦に臨みましたよ。
今回のイベントは、口蹄疫被害からの復興事業の一環として行われたもの。会場に準備された大会旗には、観客の皆さんによる宮崎復興を願う応援メッセージがたくさん寄せられていました。そしてイベントの収益は口蹄疫復興のための寄附や、地元サッカー少年団へのボール配付・購入事業に充てられるとのこと。
このTAKE ACTION FOUNDATIONの素晴らしい取り組みに感心すると共に、自分もその試みに少しでも協力できたのであれば嬉しく思います。
Vol.933 だまされて嬉しいトリックアートの世界
人間の「だます・だまされる」という行為。決して好ましいものではないですよね?しかし、この世の中には「だまされる」ことに喜びを感じることが出来る文化があるのです!そう、それが「トリックアート」です!!
てなわけで、行って来ました。宮崎県立美術館で開催されている「トリック・アートの世界」展。26人の作家による様々なトリックアートが展示されています。
トリックアートとは、人の目の錯覚を利用した芸術作品のこと。トリックアートと聞くと、「逆さにすると人間の顔に見えます」的なものや「よく見るとここに鳥の絵が隠れています」的なものばかりを想像していましたが、それだけではないんですよね。ゴッホの肖像画だと思いきや、実は肖像画そっくりに仮装した人間の写真だったり…。名画に描かれた人物の目線で描き直された絵画だったり…。どれも「やられた!」と思わされる視点と発想で創られた作品ばかりで、まさに「楽しくだまされる」感覚を味わえます。
しかしコレを読んでも、これらの作品がどのような面白みを持ったものなのか分かりづらいですよね。実際に文章で表現しようとしている自分も、どう書いたら伝わるのか全く分かりません(汗) やはり芸術作品は、四の五の言わずに自分の目で鑑賞するのが一番!特にこのトリックアート展の作品は、上から下から見てみたり、さらには後ろに回り込んだり、遠ざかってみたり近づいてみたり…。いろんな角度から見て楽しむのが醍醐味だと思います。
コレを読んでトリックアートに興味を抱いたあなたは、急いで県立美術館に向かいましょう。12月5日までの開催ですよー!