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Staff Blog
Vol.23 日南みかんリポート
皆さんは本当に美味しい蜜柑を食べたことがありますか?先日、日南市のとある蜜柑畑に行く機会があったのですが、そこで食べた蜜柑が驚くほど美味しかった んです!自然に囲まれた見晴らしのいい蜜柑畑で、もぎたてを食べたから、というのも美味しく感じた要因の一つかもしれませんが、その甘さには本当にびっく りしました。それもそのはず、聞くと糖度は13度とのこと。糖度とは全体に占める糖分の量で、一般的に甘さの目安とされているものですが、普通の蜜柑はだ いたい10〜11度くらいのようです。それが13度だというのですから、かなりの甘さだということがお分かりいただけますよね。そして果実は大きいものよ りも小さいものの方が糖度が高いのだそうです。ただ、糖度が高いものほど傷がつきやすいようで、保存・運搬には気を使うみたいです。
Vol.22 美味しいコスモスを発見!?
まだ見ごろに間に合うかな、と思いコスモス目当てにいざ西都原へ。しかしこの日はあいにくの雨だったうえ、植えられていたコスモスの大半は数日前に採取 されてしまったようです。おかげで今年は想像していたような「見渡す限りのコスモス畑」を拝むことはできませんでした…残念!とはいえ観賞用に一部はまだ 残されていますので、見逃した方も今ならまだ間に合いますよ!
ちなみにこの西都原に植えられているコスモスはセンセーションという品種なのだそ うですが、皆さんは「チョコレートコスモス」なる品種をご存知ですか?かわいらしい名前のこのコスモス、花は黒紅色で本当にチョコレートのような色をして いて、そのうえ香りまでチョコレートそっくりなんです。こんな美味しそうな花が存在するとは、私もちょっと驚きでした。西都原も来年あたりは全部チョコ レートコスモスに植え替えて、甘党の私を喜ばせてくれたりしないかなぁ
Vol.21 弁甲イカダをご存知?
1686年、山で切り出した杉材の集荷・移出のために当時の藩主が2年4ヶ月の歳月をかけてようやく完成させた、日南市の堀川運河。その堀川への感謝と、堀川と共生するまちづくりを考えるイベントとして「油津堀川まつり」が毎年開催されています。
今回、私もふらりと立ち寄ってみたのですが、油津大橋を渡っているとちょうどタイミング良く弁甲筏が流れてくるではありませんか!後で聞くと、この日弁甲 筏流しが行われたのはこの一回きりだったようなのでラッキーでした(^^)偶然訪れたシャッターチャンスにニンマリしながら撮った写真がこちら←
この弁甲筏、元々は飫肥杉(弁甲材)を港まで運ぶために、筏に組んでポンポン船等で曳いていたのですが、飫肥杉の需要が落ちるとともに筏流しの風景も見ら れなくなりました。しかし、弁甲筏が映画「男はつらいよ」に登場して以来、全国的に注目を集め、弁甲筏を目当てに訪れる観光客も増えたようです。そうして 今でもこうして年に数回は観光用イベントとして伝えられているのです。日南発展の歴史が刻み込まれた弁甲筏。このようなイベントを通して、いつまでも伝え 継がれていって欲しいものです。
Vol.20 言葉の雑学
先日、クイズ番組で出されていた問題です。
Q.目上の人に対し、敬語で「とんでもない」と言う場合、何と言うのが正しいのでしょう?「とんでも〜」ではじまる言い方で答えてください。
さ て、みなさんはお分かりですか?「とんでもありません」「とんでもございません」といった解答をした人がほとんどなのではないでしょうか?では、さっそく ですが答えをお教えしましょう。正解は・・・「とんでもないことでございます」なのだそうです。ちょっと聞き慣れない言葉で違和感を感じるような気もしま すが、実は「とんでもない」は、「ぎこちない」「味気ない」などと同じ、一つの形容詞なのです。ですから「とんでもありません」「とんでもございません」 と言うのは「ぎこちありません」「ぎこちございません」と言うのと同じで、何とも奇妙な日本語ということになってしまうのです。
気付かないうちに 間違った使い方をしている日本語というのは、意外に多いのかもしれません。例えば「ら抜き言葉」や、否定の意味でなくても「全然」という言葉を使ったり。 言葉は常に変化していくものだから、と考えれば、そのような言葉を使うことに目くじら立てて怒ることはないように思いますが、正しい日本語はきちんと知っ ておきたいですよね。
Vol.19 バッタの産卵を目撃…!?
昨夜、外からなにやら奇妙な音が聞こえてきました。表に出てみると、トノサマバッタがやけに大きな音を立てて羽をバタつかせているではありませんか。し かもお腹をヒクヒクさせています。もしや産卵か…?と思い、その瞬間をとらえようと慌てて撮ったのが左の写真です。しばらく眺めていましたが、バッタは結 局卵を産むことなく飛び去ってしまいました。
あとで調べてみると、バッタは大抵土の中に卵を産むそうです。この時は木の枝にとまっていたので、 産卵というわけではなかったのかも。しかし腹の部分が伸びていた(ような気がする)し、あの奇妙な動きを見ると今にも産卵しそうな雰囲気も感じられた し…。このバッタの行動が何を示していたのか、ご存知の方はぜひお知らせください!
ちなみに、バッタは土壌中に泡状のものをつけた卵を産みつけ るのですが、飼育して産卵させる場合は土を深めに敷いてあげないと、腹部が伸び切らないので産卵できないそうです。さらに、土にこまめな散水をして湿度を 保たせたり、30〜35度の高温の中で育てる必要があったりと、産卵させようと考えたら結構な手間がかかるようです。
次は飼育してでも、今回見ることのできなかった産卵シーンを拝んでみたいものです(^-^)
Vol.16 カボチャづくしのお祭りに行ってきました!
各地でイベントが目白押しの10月ですが、今回は「ハローカボチャまつり’03」というイベントに行ってきました!聞いたことない、という人も多いかも しれませんが、それもそのはず、今年が第1回目となるイベントなのだそうです。1回目ということもあり、その規模としては大きなものではなかったのです が、かぼちゃリレーにかぼちゃ図画コンテスト、かぼちゃの試食コーナーなど、一日中かぼちゃづくしの、まさに「カボチャまつり」!といった内容でした。そ の中でも注目を集めていたのは、かぼちゃの重量を競った「かぼちゃコンテスト」。最も大きかったもので57.9kgもあったそうです。世界記録は 500kgを超えるそうなので、それに比べればまだまだ小振りなのかもしれませんが、自分の体重ほどもあるかぼちゃがいくつもゴロゴロところがっている光 景は圧巻でした。
○ここでちょっとカボチャの豆知識
さて、かぼちゃには食用ではなく観賞用として栽培されるかぼちゃも多くあ ります。このようなコンテストに出されるジャンボカボチャもアトランティックジャイアントという観賞用の品種です。私達が普段食べているかぼちゃといえ ば、多くは西洋かぼちゃと呼ばれるものです。宮崎を代表する野菜の一つに黒皮かぼちゃがありますが、これは日本かぼちゃに分類されます。最近では西洋かぼ ちゃに押されて消費が減少している黒皮かぼちゃですが、西洋かぼちゃには無い、ねっとりとした食感を持つ、煮物にするにはうってつけの食材なのです。
Vol.15 飫肥城下まつり体験記
日南市にて毎年10月第3土曜・日曜に行われる祭りといえばもちろん・・・「飫肥城下まつり」!!なのですが、恥ずかしながら私は宮崎県民でありながら、そのタイトルこそ聞いたことはあれど、どんな祭りなのかはいささかも存じ上げませんでした(^ ^;)そこで百聞は一見にしかず!てことで、実際に飫肥城下まつりを体験するべく日南市飫肥まで足を運んで参りました。
いつ来ても落ち着いた佇まいを見せてくれる飫肥の町。ここでは町が一丸となって、城下町らしい景観づくりに努めているようです。また、「大手門」や「松尾の丸」などは昭和53年に復元されたもので、これらの復元を記念して開催されるようになったのが、「飫肥城下まつり」なのだそうです。いつもはのんびりとした雰囲気の漂う飫肥の町も、この日はすごい賑わいを見せていました。そして祭りの中でも一番目を引くのはやっぱり、商人通りでのパレード!折網笠を被った侍姿で踊る、日南の郷土芸能・泰平踊りは勇壮で、飫肥の町並みにもマッチしてカッコ良かったです。さらにその後に続くのは、沖縄県の伝統舞踊「エイサー」。泰平踊りの荘厳な感じとは打って変わり、会場は陽気な雰囲気に。太鼓に合わせて沿道の見物客も思わず手拍子を始めていました。しかしなぜ日南でエイサー??という気もしたけど、日南は那覇市と姉妹都市であるとのアナウンスを聞き、納得。
この他にも早馬や四半的大会が行われるなど、一日で日南の郷土芸能を味わえてしまう、欲張りなお祭りでした。