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Staff Blog

Vol.33 宮崎の巨樹・世界の名木

投稿者:JUN | 2003年11月28日(金) 22:00:27

癒しや健康を求める機運が高まっている昨今。あなたもたまには街から飛び出し、森林浴なんていかがでしょう?保護活動を目的として、宮崎の代表的な巨樹 100本が「宮崎の巨樹百選」として選定されています。これを巡ってみるというのも面白いかもしれません。左の写真は、その宮崎の巨樹百選の一つ、高鍋町 の舞鶴神社にそびえ立っているクスノキです。10m以上もあるという幹回りが、かなりの貫禄を感じさせます。痛みが激しいようで、ワイヤーで補強されてい ました。
ちなみに世界一の巨樹とされているのは、アメリカのカルフォルニア州セコイア国立公園にある「ジェネラルシャーマン」と呼ばれる、スギ 科のジャイアントセコイアという木だそうです。樹齢は2000〜2700年、樹高はなんと83.8m!実際に目の前で見たら相当な迫力でしょうね。幾度と なく山火事にも遭っているようですが、水気を含んだぶ厚い皮に守られて、これほどまでに成長したんだそうですよ。

Vol.32 美味しいお茶の入れ方、伝授します

投稿者:JUN | 2003年11月26日(水) 22:01:32

さて、今回は以前にこの雑学道で予告しておりました「美味しいお茶の入れ方」(並級煎茶)についてご説明させていただきます。
美味しいお茶 を入れるためには、まず水を良く吟味すること。硬水よりも軟水の方がお茶の味を、より引き出せるそうです。その水を90度くらいに沸かしたら、人数分の茶 碗に注ぎ、湯冷ましをかねて計量します。次に、お茶の葉を一人2〜3gを目安にして急須に入れます。そこに、茶碗に入れて湯冷まししたお湯を注ぎ、1分程 お茶が出るのを待ちます。そして、お茶が浸出したら各茶碗の濃さと量が均一になるよう、数回に分けて廻し注ぎします。お茶のうまみは最後の一滴にまで残っ ているので、しっかり注ぎきりましょう。これで、美味しいお茶の出来上がり!1煎目でお茶の成分の70%が出てしまうので、2煎目は1煎目よりも高い温度 で入れてください。
ところで、急須の蓋には小さな穴が開いてますよね。この穴は急須の注ぎ口の方に向けるものだということはご存知でしたか?穴を注ぎ口とは逆の方にすると、 注ぐ時にお茶はスムーズに流れ出ていきます。それを注ぎ口側に向けて注ぐと、スムーズには出ずに急須の中で撹拌されながら出てくるので、お茶の味も出やす いそうです。

ペットボトルのお茶をがぶ飲みするのではなく、たまにはゆっくりとお茶を楽しむのもいいものですよ。自分の気に入った茶器を使うというのも、お茶を美味しく飲む秘訣かもしれません。

Vol.31 正倉院に学ぶ建築の知識

投稿者:JUN | 2003年11月25日(火) 22:02:55

宮崎の新しい観光ルート・ひむか神話街道を巡り、百済の里・南郷村の「西の正倉院」に立ち寄ってきました。奈良の正倉院と寸分の違いもなく再建された博物館として有名ですよね。百済王の遺品とされる銅鏡など、百済王族の伝説にまつわる資料が多数展示されています。
正倉院といえば、木を横にして積み上げて壁を構成していく校倉造りを用いた代表的な建築物として知られています。校倉造りは、外の空気が乾燥している時は 木が縮み、隙間が生じて乾燥した空気が中に入り、逆に外の空気が湿っている時は木が膨張し、隙間がなくなり外の湿った空気が中に入らないため、建物内は常 に乾燥状態に保たれると考えられていました。実際に西の正倉院で検証してみたところ、そのような事実はなかったようですが、高床式で地面からの湿気の影響 を受けにくかったことは、中の宝物を保存するのにいい条件だったようです。ただ、この季節には足元の風通しが良すぎて、かなり足先が冷えてしまいました が…(−−;)

Vol.30 日本の味・緑茶を楽しむ

投稿者:JUN | 2003年11月22日(土) 22:04:08

「日常茶飯事」というように、私たちが毎日のように口にするお茶。そのお茶の消費拡大、茶業の振興を目的とした、「九州お茶まつり」の宮崎大会が、11 月20・21日の二日間にわたって行われました。会場は、茶種当てクイズにお茶の試飲コーナー、お茶の美味しい入れ方教室(お茶の入れ方は習ってきたの で、また後日ここで紹介させていただこうと思ってます!)など、お茶づくしのイベントで盛り上がりました。
市民文化ホール内では品評会出品茶の 展示会も行われており、ズラリと並ぶ透明の容器に入った茶葉を、皆ひとつひとつ真剣に見つめています。しかしド素人の私には、見ただけでは何が違うのか サッパリ。「外観」「香気」「水色」「滋味」という4つの項目で採点されていましたが、お茶はこの4つに分けて審査し、合計点で争われるようです。「外 観」はお茶の葉のことですね。形が揃ってつやつやしたものがいいそうです。「香気」はお茶を出した時の香り、「水色」はお茶を湯飲みに出した時の色で、透 明感のある緑色が良いとされるようです。そして「滋味」がお茶の味です。もちろん、一番重要となるのはこの項目です。審査する人の好みで評価も変わってき そうな気もしますが…。ちなみに品評会で1位を取るようなお茶は1kg10万円以上で落札されることもあるそうです。値段がいくらであろうと、その人が飲 んでおいしいと思うお茶が、本当に「おいしいお茶」なんでしょうけどね。私にとっておいしいお茶は、渋さ控えめのちょっと甘味のあるお茶かなぁ。


Vol.29 クモの巣の不思議 その2

投稿者:JUN | 2003年11月21日(金) 22:05:53

以前にもこの雑学道にてご紹介した、事務所に住み着いているクモ。彼を見ていると本当に面白いので、またご報告させていただきます。
木の枝を利 用して張られた、立派なクモの巣。そのところどころには、クモが食べた虫の残骸がいくつか散らばっています。そこで、餌をとらえる瞬間を見てみたい!と思 い、小さな虫を一匹、餌として巣にくっつけてみました。すると巣の振動に反応して、素早い動きで獲物のところへ向かい、あっという間に糸でぐるぐる巻きに してしまいました。クモはそうして動けなくなった獲物を、牙の先から出す消化液で溶かし、体内が液状になったところを吸い込むのだそうです。恐ろしい…
しかし全てのクモが巣を張って待ち伏せるわけではありません。ナゲナワグモやムツトゲイセキグモは、先に粘液のついた糸を振り回して、近くに来た獲物を捕 らえるという面白い方法を取るようです。しかもこの粘液には、オスの蛾を引き寄せる性フェロモンが含まれているといいますから、かなりの策士ですよね。

Vol.28 行列のできる民家「鶴富屋敷」

投稿者:JUN | 2003年11月19日(水) 22:09:56

椎葉村に伝わる、平家の末裔鶴富姫と源氏の武将那須大八郎の悲恋物語。その悲恋の2人を偲んで、毎年11月に行われるのが「椎葉平家まつり」です。今年 も7・8・9日の三日間にわたって開催されました。勇壮に繰り広げられる大和絵巻武者行列(左の写真は那須大八郎ですね)は特に見もので、県内外から沢山 の観光客が訪れていたようです。
その悲恋物語の主役、鶴富姫が暮らしたといわれるのが「鶴富屋敷」で、今でも現存しています。ただ、鶴富姫の時 代からは建て替えられているようで、現在のものは300年程前に建てられたものなのだそうです。実際に鶴富姫が暮らした屋敷ではないのかと思うと、ちょっ と残念…。あくまでも伝説だから、椎葉に住んでいたということ自体、信憑性はないんですけどね(^^;)建築様式は、椎葉に古くから伝わる「並列型民家」 (椎葉地方では竿家造りというらしい)。奥行きがあまりなく、横に長い構造で、家屋前面に縁を横一列に設けているのが特徴です。椎葉のように山が多く、傾 斜の多い場所では、奥行きのないこの様式が最適だったんでしょうね。全国でも珍しい、この独特の建築様式をもった民家は宮崎県総合博物館民家園で復元・公 開されていますよ。

Vol.27 珍種ゴキブリの正体

投稿者:JUN | 2003年11月18日(火) 22:11:18

ここ最近、うちの事務所でちょっとした話題になっていたものがあります。それは・・・ゴキブリ。ある日、事務所付近で見つけた体長3cmくらいの奇妙な ゴキブリ(左の写真参照。気持ち悪い…)が、一体何者だ!?ということで、一躍脚光を浴びたのです。インターネットで調べてみると、アメリカ産のゴキブリ に似たような形をしたものがいると分かり、誰かが飼っていたゴキブリが逃げ出したのでは?という説が有力となっていました。しかし後日、改めて調べてみる と、このゴキブリの身元が判明。名前はというと、「サツマゴキブリ」。「サツマ」と名前についているあたり、いきなり期待を裏切られそうな展開ですが、や はり名前のとおり、南九州をはじめ、小笠原諸島・南西諸島などに分布しているそうです。体が平べったく、羽がないのが特徴で、野外性なので家の中に侵入す ることはほとんどないようです。そしてさらに驚くべき事実が発覚!サツマゴキブリの雌は「シャチュウ」とも呼ばれ、何と漢方薬(血液の循環不良に効く)の 原料に使われているんだそうです。実は人間社会に貢献している素晴らしいゴキブリだったのですね。
しかしそれにしても、このゴキブリ一匹のためにいろんな想像を働かせていただけに、薩摩っ子だったとはガッカリ・・・

Vol.26 馬の品種あれこれ

投稿者:JUN | 2003年11月17日(月) 22:12:26

綾町の風情ある町並みが好きで、何もすることがない時は「じゃあとりあえず、綾」ってノリで、ふらりとドライブに出かけます。先日も馬事公苑でボーッ と、馬場を駆け回っている馬たちを眺めていました。この馬事公苑にいる馬は、もちろん乗馬として利用される馬。走るのが速くスマートな、サラブレッドと呼 ばれる種の馬です。競走馬として馴染み深いですよね。綾でも年に一回、草競馬が行われていますが、そちらは残念ながら2週間前に終わったところでした…。
そしてもう一種、この馬事公苑に暮らしている馬にポニーがいます。小さくて可愛らしい風貌で人気のポニーですが、実はポニーというのは、大人になっても体 高が147cm以下の馬のことを指す総称なのだそうです。だから都井岬にいる御崎馬も、平均体高は130cm前後らしいので、ポニーに入るわけですね。し かしその御崎馬よりもさらにさらに小さい、体高60〜70cmの馬がいるというから驚きです。その名も「ファラベラ」。体高の低いポニーだけを選んで繁殖 させることで作り出した、アルゼンチン原産の品種なのだそう。60cmって、犬とほとんど変わらないですよね(^^;)ぜひ一度見てみたい!というか、 飼ってみたい!!

Vol.25 星空を楽しもう!

投稿者:JUN | 2003年11月14日(金) 22:13:45

2001年、すさまじい流星雨で話題となった、しし座流星群。今年もその季節がやって参りました!…とはいえ、今年の流星群はどうやら小規模なものになりそうです。17、18日あたりの深夜がピークらしいので、予報をくつがえす大出現を期待しながら待ちましょう。
さて、天体観測を手軽に楽しむ方法としてプラネタリウムがありますが、宮崎市にある科学技術館プラネタリウムの投映機が、11月いっぱいで引退することに なったそうです。科学技術館は12月からは改装のため休館し、来年春のリニューアルオープンに合わせて最新の投影機「スーパーヘリオス」を導入するとのこ と。このスーパーヘリオス、何がスゴいって、まず購入費の約2億5000万円という金額に驚かされました。もちろんその分機能的にも以前のものより数段上 で、7.9等星までの星3万8000個を映すことができるそうです。普通、人の肉眼で見られるのは6等星までの約3,000個といわれていますから、普段 は絶対見ることのできないような壮大な星空を映し出してくれるわけです。う〜ん、今からリニューアルオープンが楽しみ!

Vol.24 クモの巣の不思議

投稿者:JUN | 2003年11月13日(木) 22:14:55

最近、事務所の裏にクモが住みついています。昨夜、一生懸命巣を張っていたようですが、今朝見てみると見事な巣が出来上がっていました。あんまり立派なので取り除くこともせず、思わず見入ってしまいました。
しかしクモの巣を見ていていつも思うのは、クモは自分で作った巣に引っかからないのか?ということ。私も子供の頃からの謎でしたが、皆さんも一度は疑問に 思ったことがあるのではないでしょうか?調べてみると、答えは簡単。巣にくっつかないよう、足に油がついているから、なのだそうです。簡単すぎてつまらな かったでしょうか(^^;)ならばさらに言うと、クモの巣の糸にはくっつく糸と、そうでないものがあるそうです。クモは巣を張るとき、まずくっつかない糸 で縦糸(放射線状に張られる糸)を張ります。それからグルグルと外側から中心に向かって、今度は粘着液をつけた横糸(同心円状に張られる糸)を張っていき ます。なるほど、これならベタつくことなく綺麗に張れそうな気がします。ただ、中には巣を作るのが下手なクモもいるようで…。たまにいますよね、いびつな 巣を作ってるクモ。そんなクモを見るとなんだか愛らしくも思えます

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