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Vol.43 真っ赤に色づく「モミジ」のお話
高千穂峡に五ヶ瀬渓谷、えびの高原に関之尾・・・。豊かな自然に恵まれた宮崎には、多くの紅葉スポットが存在します。今年も山々が真っ赤に色付き、たく さんの観光客の目を楽しませてくれたようです。宮崎では大抵11月いっぱいが見頃のようですが、場所によってはまだ12月でも充分紅葉が楽しめるスポット もあるそうですよ。
ところで、モミジというのは元々、ある特定の木を指す名称ではないということは皆さんご存知でしたでしょうか?秋に色づく樹 木全般、またはその現象そのものを指して、モミジというのだそうですよ。そして特に鮮やかに紅葉するカエデのことを、いつしか「モミジ」と呼ぶようになっ たようです。ですから「〜モミジ」と呼ばれる木も、全てカエデ科の植物であるわけです。ちなみにカエデの葉が色づく仕組みはというと、木が葉を落とす準備 を始めると葉に栄養分が行かずに糖分が蓄積されるようになり、その糖分がアントシアンという赤い色素に変わっていくことで赤く染まる、というもので す。・・・しかしそう言われても、あれほどまでの鮮やかな赤色が出せるというのは、やっぱり不思議でならないですよね。