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Vol.123 高原町が「神武の里」なのはナゼ?
今年で町制施行70周年を迎えた高原町は、鹿児島県と接する静かな山あいに位置し、皇子原や御池などの美しい自然が残された町です。しかし高原町と聞い て一番に思い浮かぶキーワードはやっぱり「神武の里」ではないでしょうか? ・・・とは言いながら、私も「きっと神武天皇にゆかりのある土地なんだろう なぁ」くらいしか認識していなかったのですが(^^; 今日は高原町が「神武の里」とされる由縁について、ちょっと探ってみましょう。
「神武の 里」として今も神話が息づく高原町では、高千穂の峰こそが天孫降臨の聖地であるとされています。その山頂には、伝承に沿うかのように「天の逆鉾」が立てら れていますよね。これは地上に降り立ったニニギノミコトが手にしていた鉾なのだそうですよ。また、神武天皇ご生誕の地もこの高原であるという言い伝えがあ ります。日本書紀にある神武天皇の幼名「狭野尊」が高原町の狭野地区を指しているというのが主な根拠だとか。そして「高原」の町名も、かつて神々が集まっ たといわれる「高天原」が転化したものだと伝えられているのだそうですよ。他にも高原町には、神々にまつわる地名が数多く残されているようです。その由来 などを調べながら巡ってみるのも面白いかもしれませんね。