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Vol.789 串間の大自然と野生動物にふれる
5月も残り10日を切りました。新年度が始まったかと思えばあっというまに月日は流れていきます。5月といえば大型連休のゴールデンウィークがありましたが、その連休をつかって初めて串間に足を運んできました。
串間と言えば都井岬ですよね、野生馬が見たくて目的地を都井岬に定め出かけました。宮崎市から串間までの道のりは非常に海沿いが多くて、天気のよかったこの日は最高のドライブコースでした。まずは、目的地近くのだだっ広いビーチ「恋ヶ浦」に感動。ここまで南下すると海の水も綺麗で、その広大なビーチと真っ青な空と海にしばらく見とれてしまいました。
その後しばらく車を走らせ、ようやく目的地へ。市内からおよそ2時間ちょっとかかりました。都井岬は入る前で入場料500円を払います、そしていざ野生馬の元へ。
今から約2000年も前の縄文時代後期から弥生時代中期に中国から持ち込まれたのが起源とされる御崎馬。国の天然記念物にも指定されています。実際見てみると以外にも小ぶりで、競馬場で見る競走馬ってでかいんだなぁと改めて感じました。近づいても逃げることもなく黙々と草を食べてるので思いっきり近づいて写真を撮ってきました。ただ、発情期などは突然走り出したり暴れたりすることもあるようなので注意は必要です。広大な草原と野生馬、眼下に広がる日向灘。宮崎にはこんなにすばらしい場所があることに改めて感動させられました。
その後、串間まできたのならせっかくなので、もう一つの自然「幸島」にも帰りに足を運ぶことにしました。舟渡所入口に車を止めて船に乗せてもらい幸島へ。渡し船は往復で料金1000円とちょっとお高め。船の乗船時間も1分程度でしょうか。幸島はいつも野生猿がいるわけではなく、観察したいなら午前中がいいと船乗りのおじさんに言われました。私が行ったときはたまたまいたので野生の猿と触れ合うことができました。おじさんがエサを与えると山から降りてくる猿たち。最初は猿に物を取られるんじゃないかと警戒してましたがそんなこともなく…。幸島では私たちは決して猿に餌を与えてはいけません、こちらは島に入らせてもらう客人として観察するだけです。なので幸島の猿は人が餌を持ってると思わないので興味がないそうです。むやみにエサを与えるから猿は人の物を盗るようになる、すべて人のせいなんだよとおじさんに話をされました。警戒心のない猿は何にもしません。猿の眼前でシャッターをきっても平気でした。
串間の自然と野生動物にふれることができた一日でしたが、ほんとに百聞は一見に如かず。目で見てそこの空気にふれることが何よりも大事でそこに感動があったり刺激を受けたりします。ゆっくりすることも大事ですが、日記がすらすら書けるような何かをやったといえる一日をつくることが大事だと常々思うAZUでした。