トップページ » Staff Blog » Vol.354 冥王星降格!

Staff Blog

Vol.354 冥王星降格!

投稿者: | 2006年08月30日(水) 16:09:45

私が中学生の時、理科のテストで「惑星を太陽から近い順に漢字で述べよ」という問題がありました。「水金地火木土天海冥」(すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい・めい)と書きたかったのですが、冥王星の「冥」が出てこなくてひらがなで書いた記憶があります…(汗)そんな忘れかけていた記憶を思い出させてくれた最近話題になっている冥王星の太陽系惑星から降格ですが、9番目の「冥王星」が消えることになり、気になって調べてみると、惑星には確立した定義がなかったらしいです。しかし、最近の観測で新しい天体の発見が続いたことで惑星の研究が進み、惑星の定義をはっきりさせようじゃないか!!って動きになったらしく、その惑星の定義からはずれてしまった冥王星は「矮(わい)惑星」という新ジャンルに取り込まれたそうです。
ちなみに惑星の定義としては1.太陽の周りを回っていて2.自らの重力で球形となり3.軌道上で他の圧倒的に大きい天体というのが確立されたようです。
このうち、冥王星は、地球の5分の1以下の直径しかなく(それでも十分大きいのでは…?)、月よりも小さく、3.の条件を満たしていないため惑星から除外されたようです。1930年に、アメリカの天文学者によって発見されて以降76年という歳月が経っていて、日本人男性の平均寿命と同じと言うことなのでお疲れさまと一言かけてあげましょう(笑)
今後、冥王星はいくつかの小天体と合わせて「矮(わい)惑星」という新分類に入りますが、名前はそのまま残るそうです。これで、私のように「冥」が書けずに点数を落とす人が減りますね☆

このページの先頭へ

宮崎県宮崎市のホームページ制作会社。デザイン、SEO(検索エンジン最適化)、ホスティング等の総合的なWeb戦略:有限会社磁

〒880-0857 宮崎県宮崎市小戸町99番地 TEL.0985-60-1700 FAX.0985-60-1710