トップページ » Staff Blog » Vol.364 天体ショー・部分月食
Staff Blog
Vol.364 天体ショー・部分月食
本日未明、満月の右上が欠ける「部分月食」が、宮崎県でも見ることができました!眠い目をこすりながら観賞したという方も多いのではないでしょうか?月 食は8日午前3時過ぎ頃から約1時間半ほど続き、同51分頃に満月の直径の約5分の1が完全に暗くなるほど大きく欠けたそうです。
月食については皆さんご存知かと思いますが、赤銅色の月が見えているところを想像する方も多いのではないでしょうか。月食の写真などでよく見かける赤銅色の月は、皆既月食中の代表的な月の姿だそうです。ですが、月食といえば必ず赤銅色の月が見られるわけではなく、月が地球の本影にすっぽり入ってしまう「皆既月食」と、一部分だけ入り込む「部分月食」とがあります。
皆既月食の時に月が完全に暗くならずに赤銅色に輝いて見えるのは、夕焼けが赤いのと同じ原理だそうです。月は地球の大気を通り抜けた太陽の光に照らされていますが、波長の短い青い光は地球大気に散乱されやすく、波長の長い赤い光は大気を通り抜けやす いため、赤い光の方がたくさん月に届くために赤く見えるそうです。
今回は「部分月食」でしたが、次回は来年8月28日に「皆既日食」が見られます。食の最大日時は19時37分頃とのこと。眠気に負けて今回見逃してしまった方、次回は確実に見られそうですよ☆